「溺藍(できあゐ)」(二次創作小説)
「できあゐ」、とよみがなをふっています。
宣伝といいますか、こんなの出しましたという御報告です。
まず、この本の注意事項。
先月、こんな記事をあげてまして。
塚本邦雄『紺青のわかれ』電子版
https://note.com/klage/n/nbd1fcde5e9f7
セールで買った『紺青のわかれ』が思ったよりいろいろ考えさせられたというか、あんな話でしたっけ?……というカンジで。
https://twitter.com/hanaklage/status/1578690027944841216
https://twitter.com/hanaklage/status/1578690030922780674
このように思うに至った訳です。
そしてこの思いつきのまま、勢いで書きました。と、いうか私、小説書けるんだというのが発見でした。
はじめは今時の異世界モノの文体でやりたかったのです。書き始めてみたら、どう考えても長くなるので短くーということでひっぱりだしてきたのが「アポロ」1号掲載の小説・菱川紳「アポロの末裔」※です。
この小説は月が語る形式のオムニバスです。私が書いたのは千字オーバーの短いもので、「アポロの末裔」の各話の数分の1です。ひっぱってきただけで、似ているとは言ってない。「アポロの末裔」でも「紺青のわかれ」でも、文体をマネるのは私には無理なのでやってません。私の小説の文体がすでにあるとは思えませんが、私のの文体にところどころ両作品からひっぱってきた単語や漢字がちりばめられている程度です。と、いうかまったく関係ない古典系からもひっぱっているので、もはや誰の文章っぽいのか説明できないです。
そういうことを考えて書いていたら、脳みそからっぽにして読めるスパダリの溺愛を書きたかったのにそれどころでなくなってしまいました。せめて、ということでタイトルだけ圧強めに溺愛させてみました。
「い」と「ゐ」は本来ちがう発音なので、「あい」を「あゐ」に変換してしまうのはマトモに考えるとおかしいのですが、しょせん新かなの人間ということでゆるしてください。
エロ描写の分量は「アポロの末裔」ではなく「紺青のわかれ」のに準拠しています。
興味がある方で、機会がございましたら読んでやってください。
よろしくお願いします。
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「溺藍(できあゐ)」(2022年11月20日発行)
内容:
小説「溺藍(できあゐ)」(花笠海月)
あとがき
おくづけ
文庫サイズ
バフン紙
8ページ
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頒布価格 200円
(イベント等直販の場合、その他価格で販売する場合もございます。その場合は告知します。)
BOOTH経由の通信販売
https://klage.booth.pm/items/4329996
※御要望あった時にあけるシステムのお店です。私のつくった同人誌はだいたい在庫あるのでお気軽にお申しつけください。
※BOOTHは送料込300円(国内普通郵便のみ)という設定です。
更新
20221121 BOOTH情報追加。日本語がおかしいところなどを修正。