「ひかりと灰、春と夏」と「いたいあさ」
5月6日(日)開催の文学フリマ東京あわせで2点の同人誌を発行します。
・「ひかりと灰、春と夏」
蛇腹折本の同人誌を見て「いいなーこういうのつくりたいなー」と思って、松野志保さんをまきこんでつくりました。
短歌作品の同人誌です。文章等なし。各自旧作新作おりまぜて構成した七首一連をだしました。
ボリュームとしてはペーパー1枚で充分なのですが「こういうのつくりたい」というのがスタートなので手間も資材もかけました。
「BLやろうぜー」って言ってたのに、ふたりともまったくの平常運転だったのがなんだかおかしかったです。コテコテのBLをお求めの方はがっかりされると思います。※
※言い訳がましいことを書いていますが、購入後の後悔をさせたくないので。需給一致世界平和のためとご理解ください。
で、つくった本はこんなん。
写真は試作品です。基本的なところは変えないつもりですが、印象のちがうものになる可能性があります。
これは袋に入った状態。袋といっても、「寿」の箸袋のごとく細長い紙を9分割に折ったものです。
裏面こんなん。
で、リボンを上にスライドさせて開封。
ここでリボンをほどいたり切ったりするとあとでめんどうだと思います。そのうち折り目がおちついてリボンなしでも大丈夫になるかもしれない。
封筒の表面なんだけどおりこんだことによって裏にまわっている場所がありまして。一応ここが目次です。
袋から出したところ。右が本体。
用紙1枚の蛇腹の折本なので、下記のような順番で読むことを想定しています(もちろんどう読もうと手にされた方の自由です)。
読み終わったら、こんなカンジでリボンをスライドさせてもとにもどす。
サイズはこんなん。
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「ひかりと灰、春と夏」内容
「あをぞら」(七首)
花笠海月
「Rose and ash」(七首)
松野志保
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・「いたいあさ」
こちらは友人が以前つくった巻物状の同人誌からのインスパイアです。
内容は旧作中心の十首です。「こういう本つくったらたのしいのでは?」と思ってつくったのに、なぜかアタマイタイ内容になりました。
外見はこんなカンジ。こらちも試作品です。2つとも中味は同じ。
ビニルをとって、筒状のカバーをはずします。
ひろげはじめたところ。
素人の作業であまり丈夫にできていません。
棒をひっぱってもぬけない場合は、筒状のカバーを持って、えんぴつかなにかでアタマを押してください。
おくづけ部分。長さは55.5cmくらい。2枚の紙を継いでいます。
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「いたいあさ」内容
「いたいあさ」(十首)
花笠海月
コメント
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当日は、F-53「H2O企画」に委託します。行ける方で興味ある方はよろしくよろしく。
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頒布価格
「ひかりと灰、春と夏」300円
「いたいあさ」200円
(イベント等直販の場合、その他価格で販売する場合もございます。その場合は告知します。)
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入手についてはこちらでご案内しています。
・活動まとめ(ver.20180507)
https://note.mu/klage/n/n0485a15ff8b0