「みどり」1958年6月創刊号(學燈社)
何かの束にまぎれていた1冊。当時ありがちな若者雑誌だとは思います。この雑誌の場合は「若者に教養をつけさせる」という趣旨であることが「若い知性と教養の手帖」という惹句からわかります。一応海外文学の紹介、哲学、映画、音楽など記事もありつつも學燈社だけあって国文記事が強い。
巻頭グラビアが谷崎潤一郎。真正面をむいたモノクロ写真1点がどーんと載って、紹介文が添えられているだけのものだけど、これ、撮り下ろしなのかなー。
続いてのグラビア(見開き)が、「脚光を浴びる若い作家たち」