小山和之

編集者 / よいデザインを世の中に増やす仕事 / 二度中古マンション購入・リノベをし、三度目の家探しをしています / designing編集長 , PREDUCTS Director / ex-Apple Retail、建築設計、デザインコンサル

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2度中古マンション購入→リノベを経験した筆者が、三度目となる家探しを公開する「house hunting mag」です。検討プロセスやそこで得た家探しのTipsやナレッジなどをオフレコで共有していきます。

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元建築家が自宅をリノベして考えた、「リノベーションの教科書」

4年ほど前、中古マンションを買いリノベーションをしました。 僕は、大学で意匠設計(わかりやすく言うならデザイン)を学んだ後、設計事務所に勤めていました。 建築をやる人にとって「自邸」は相応の思い入れがあります。というのも、自邸はとにかく「自分の好きにやれる」から。著名建築家の中でも、少なくない数が自邸の設計が話題を呼び、名を知られるようになっています。 正直、僕は建築の道を突き詰められない…と思った人間なので、その道でキャリアを積んでいる方と比べては大した知識もスキルも

    • なぜ、内見さえできず家は売れてしまうのか

      「house hunting mag」5本目です。 つい家を決めてしまいましたが、閑話休題時系列を戻しつつも僕が今回の家探しで特に苦戦した「不動産会社」の話をしようと思います。 ちょっと言い回しに語弊があるので念のためにいうと、自分が今回一緒に探してもらった不動産会社(=買い手側の仲介)には全然不満はないです。これは別途紹介記事を1本書きたいと思ってて、家探しする人が入れば是非紹介したいくらいなんですが、今回の話は物件を売ってる側の不動産会社(=売り手側の仲介)の話です。

      • 家、契約しちゃった

        『house hunting mag』特別回です。 表題の通り、家決めちゃいました。

        • 僕が、仲介業者をギリギリまで入れない理由

          「house hunting mag」4本目です。 前回は立地検討の話をしました。あの整理で大枠3つにエリアを定めましたが、とはいえまだまだ大きな枠組み。そこから実際に家を探すにはもう一段絞る必要があります。そのため、次は「街歩き」と「物件探し」を平行してすすめて行きました。 たとえば、一口に「江東区」といってもその中は千差万別。利便性も、雰囲気も、価格も、物件の種別も異なります。複数ある変数のバランスを見つつ、具体的に駅名、またはもう一段先の「地名単位」くらいまで絞って

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        元建築家が自宅をリノベして考えた、「リノベーションの教科書」

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          なぜ、内見さえできず家は売れてしまうのか

          「house hunting mag」5本目です。 つい家を決めてしまいましたが、閑話休題時系列を戻しつつも僕が今回の家探しで特に苦戦した「不動産会社」の話をしようと思います。 ちょっと言い回しに語弊があるので念のためにいうと、自分が今回一緒に探してもらった不動産会社(=買い手側の仲介)には全然不満はないです。これは別途紹介記事を1本書きたいと思ってて、家探しする人が入れば是非紹介したいくらいなんですが、今回の話は物件を売ってる側の不動産会社(=売り手側の仲介)の話です。

          なぜ、内見さえできず家は売れてしまうのか

          家、契約しちゃった

          『house hunting mag』特別回です。 表題の通り、家決めちゃいました。

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          僕が、仲介業者をギリギリまで入れない理由

          「house hunting mag」4本目です。 前回は立地検討の話をしました。あの整理で大枠3つにエリアを定めましたが、とはいえまだまだ大きな枠組み。そこから実際に家を探すにはもう一段絞る必要があります。そのため、次は「街歩き」と「物件探し」を平行してすすめて行きました。 たとえば、一口に「江東区」といってもその中は千差万別。利便性も、雰囲気も、価格も、物件の種別も異なります。複数ある変数のバランスを見つつ、具体的に駅名、またはもう一段先の「地名単位」くらいまで絞って

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          調べる、調べる、歩く。一都三県20以上の候補から「立地」を考える

          『house hunting mag』、3本目の記事です。 前回の失敗談を踏まえ、今回は「立地」の話。 これまでのようにいわゆるな学び的落とし所ではないものの、家探しのプロセスの中で考えたことリサーチの仕方などをちょいちょい書いています。

          調べる、調べる、歩く。一都三県20以上の候補から「立地」を考える

          二度のリノベで経験した30の失敗と学び

          『house hunting mag』、2本目の記事です。今回は3軒目の要件を整理する上で元となった「これまでの失敗」。 1本目でも書いた通り、引っ越しの主要因は広さなどなのですが、それはもちろん解決しつつも同時に今の家および前の家での経験も踏まえ、「(主要因になるほどの不満ではないけど)こうしておけばよかった...」と思った点も解消したい。 それもあって、この機に過去の失敗と反省をまとめたりしました。立地、物件選定、設計、ローンなど多面的にあるので、少しカテゴリごとにま

          二度のリノベで経験した30の失敗と学び

          なぜ三度も家を買う?の答えと、二度購入して思うリスクの少ない家

          というわけで、『house hunting mag』1本目の記事を書いていきます。 今回は「3度目の家探しをする背景と、2度購入してわかったこと」がテーマ。せっかくメンバーシップ限定にしたのでここは洗いざらい書いていこうと思います。 3度目の購入(≒引っ越し)を決めた背景主だった理由は2つほどあります。

          なぜ三度も家を買う?の答えと、二度購入して思うリスクの少ない家

        記事

          調べる、調べる、歩く。一都三県20以上の候補から「立地」を考える

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          3度目の家探しが難航し過ぎてるので、記録するメンバーシップを始めました

          「一生に一度の買い物」とも言われれば「3回建てないと理想にたどり着かない」とも言われる、家。そんな家を3度目の購入をしようとしています。 はじめましての方に向け端的に自己紹介をさせてください。過去2度中古マンションを購入しリノベしているものです。ただ、いわゆる売却を一定前提にした“住替え”を目指しきたことは全くなく、いずれもエリアはほぼ地価は変わらないような場所だし、「一定長く住むつもり」で買い、「自分のためだけ」にリノベしてきました。 というのも、自分自身大学の専攻が建

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          designingが考える「コンテンツの資産化」という可能性

          先日、サイトリリースと合わせて、こんなnoteを出しました。 この中で、designingのメディア事業の注力点・提供価値に、コンテンツの「資産化」という表現をしています。 リリースに合わせて語るには少々伝えたいことが多すぎるので、詳細は端的にしたのですが、この「資産化」に関してポジティブな意見をいくつかいただいていたので、裏話的なその背景と、実際に見えてきている事例(すでに出しているもの以外を含めて)をまとめてみようと思います。 「質」を評価できないジレンマ「資産化」

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          30㎡→3.8㎡のオフィスに移転したので、机周りを最大限すっきりさせた

          2月、オフィス移転を機にデスク周りのもの一式を再度整理し直した。前に借りていた物件とは環境もオフィス自体の目的も大きく変わったため、今回はその経緯とともに、アップデートしたオフィスの机周りを紹介したい。 この記事はnoteではおなじみ、Go Andoさんによる『デスクをすっきりさせるマガジン』の提供でお送りします。(提供とは) 30㎡→3.8㎡へ移転した理由弊社はほぼ個人事業主に近いかたちで、何人かのパートナーさんとご一緒しつつ仕事をしている。なのでオフィスといってもほぼ

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          長く付き合える“モノ”を見つける技術

          本記事は昔書いていたブログから転載したものです。 2016年、スウェーデンでは、モノを新品で購入するよりも修理して使い続ける方が安くなるよう、修理にかかる付加価値税(VAT)を約半額にする政府予算案が提出された。 買い換えず、1つのモノを長く使い続けるのは良いことで、モノとの付き合い方としては疑いようもなく正しい。まさしく“正義”だと思う。他方で、世の中には修理して長く使い続けられないもの、使い続けるべきでないものが多数存在しているのも事実だ。 世の中には「計画的陳腐化

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          僕が思う、AppleのAppleらしさ

          昔、Apple Storeで働いていたことがある。 ちょうどiPhone4からiPhone5sまでの2年半ほど。日々Appleに対する世間の注目が変化していくのが肌で感じられた素晴らしい時間だった。 これまで、あまりRetailで働いていたことは話してこなかった。 ただNDAも切れたので「働いていたこと」自体は話しても良いかなと思い、その前提でnoteを書くことにした。 AppleはいまもAppleだただRetailで働いていたから知りうることなんてたかが知れている。

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