楽しい→できない、つらい→わかって楽しいプロトアウト!!
4月からプロトアウトスタジオに入学しプロトタイプをいくつか作成し、自分の心情の変化を振り返って記事にしていきたいと思います。
プロトアウトスタジオはプロトタイピング専門スクールです。(↓抜粋)
頭の中を具現化!純粋に楽しいスタート!
プロトアウトスタジオでは毎週授業を行い、そこで扱った技術を使った技術編の課題と卒業制作であるクラウドファンディングのための企画編課題の二つがありました。
授業で扱う技術は普段生活のどこかで使用しているものではありますが普段の仕事では扱わないものでとても楽しく技術を取り込むことができていました。
また、課題もその技術にアイデアを入れ形にするのが純粋に楽しく次の授業ではこれを扱うからこんなものを作成したいといった形で頭の中がとても豊かになりました。
企画編の課題はそんな散らかった頭の中を整理してくれるようなもので今自分が何がしたいのかなど普段だったら何気なく感じていることを文章化し自分の中でしっかりとした形になっていきました。
スタートダッシュはとても良好だなと感じていました
時間が足りない、技術が足りない、具現化できない、つらい。。。
良好なスタートダッシュをきったのもつかの間。
だんだんと技術編の授業についていけなくなり、頭の中のアイデアを具現化することができなくなっていました。
この時思っていたのは時間が足りない、技術が足りないなど持っていないことに対する不満感でした。
またほかのプロトアウト生の制作物を見て、劣等感にも陥っていました。
課題に対するフィードバックの感じ方も最初は「今回はこんなフィードバックがもらえるのでは?」、「このフィードバックは自分ひとりだったら気付かなかった」など前向きにとらえていました。
ただ、このころは「フィードバック怖い」、「ここはできなかったから言われてもしょうがない」など次につながるようなフィードバックへの心構えを持っていなかったなと思います。
足りないのは切り替えの早さ!持っていないものではなく持っているものの確認!!
この心情のまま6月中旬を迎え授業回数も残りわずかとなったときに作ったプロダクトに対してフィードバックをもらってくるという課題がでました。
ただでさえ、フィードバックが嫌なのに今度は知り合いにもらわないといけないのかととても憂鬱でした。
その時の課題のフィードバックで「フィードバックをもらいました。で終わってしまっていてサイクルを回す気がない。次につながらない」と言われて自分のフィードバックへの心情が変化しました。
この言葉はプロトアウトスタジオの入学式でも言われたことでしたが最初は楽しさがあり無意識にやっていたんだなと今では思います。
それができなかった1回からサイクルが回らなくなり次もだめ、次もだめと悪いサイクルが回り始めたんだなと今では後悔しています。
まだ卒業制作が終わっていません、後悔している時間よりどうすればいいのかを考えました。
行きついたのが切り替えの早さと持っているものの確認(できることの確認)でした。
時間が足りないのは一つの技術の習得に時間がかかったり、できないことから取り組もうとするプロトアウトとは逆の発想だったからだと気づきました。
技術がないと具現化できないと感じるのも確かですが、腐ってフィードバックに臨むのではなく自分が作りたいものをどんな形であれ表現することにこれから注力していきたいと思いました。
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