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鬼滅の刃の件があって、「 アニメは作画に金掛ければ簡単に売れる 」と全くアニメを知らない周囲の関係者は勘違いしてないか?・・・と自分は思う。
いやー、日本といえどバスが横転したり、サンシャイン池袋でチャイニーズドラゴンの半グレ共が暴れたり何か必ず毎日起こりますね。
んで・・・今回は前回の続き・・・になるかどうかは分かりませんが、もう少しアニメの話をしましょう。
前回は「今の続編ラッシュに見るものが無い」・・・とか書きましたが、
確かに本当に見るものが無いんですよね・・・いや無いというより
【 仕事から帰ってきてシャワー浴びて他にやる事を終えて、アニメの為に「もう寝るだけの状態、アニメ見終わったら即寝る」状態にして、部屋を暗くして挑むくらい気合いをいれて見るものが無い 】
とりあえず時間帯的に見られるアニメは一通り垂れ流してみましたが・・・やはり続編ものは当然ながら金は掛けまくって作画はコケる事はないでしょうね。
だがね・・やはり自分はこう感じるんですよ
【 金を掛けて作画を良くしておけば、最近は配信でアニメを今まで知らないような一般人はネットで勝手に騒いでくれて、それをマスコミが取り上げて成功扱いにしてくれるだろう 】
・・・と言ってる顔が浮かぶんですよね。
これをファッションでいうならこうなりますね
【 日本人は自分に自信が無い民族なんで、適当に目立つブランドロゴをベタベタ貼り付ければ金出してボロい値段設定してくれても買ってくれるだろう 】
・・・という、今まで企業努力を全くしてこなかったが故に、今まさにユニクロやワークマンに抹殺された、滅んだも同然なファッション業界の殿様商売してきた連中らと全く同じですよ。
さて、ここでアニメに話を戻しますが、そりゃ金を掛けて続編を作るんだから最低でも作画は良くて当然なんですよね。しかしそれだけで他が何も無いんじゃ意味ないんですよ。最初だけは話題にはなるでしょうが、当然ながら作画だけでなんの面白みも無いなら自然と視聴者は見なくなっていくもの。自分が数ある今期の続編ものが多いのに、作画以外何も感じないように。
今回のBLEACHさんのエンディング曲なんですが、このオープニングにするべきだった歌は実はこの一話だけで、2話からは何の変哲もない普通のエンディングになって「そこは手を抜くのか!!?」と思いました。
しかし今回のBLEACHさんのオープニングはまぁまぁ、エンディングは残念・・・と開幕から歌はコケてますが、まぁ4期分割って事でオープニングとエンディングで最低8曲はあるんで次はもっと歌は気合い入れた曲持ってきてほしいところ。
今のところこの今期一番金掛けているBLEACHでさえもそこまで義務感が感じないし、基本テレビは見るものが無いから付けているだけで、一般の人でもテレビをつけている夜11時台とか0時とか0時半にやってるだけでほぼ惰性で見てるだけなんですが、本当に今期は何も無いですね・・・続編もの以外もアニメの本数的に10個に1個くらいはアタリが毎回あったりするんですが・・・今回はカスリもしない。
あ、ちなみに近年急にアニメに金を出している連中なんか鬼滅の刃がコロナ期間中に「とあるアニメ会社」の作画が注目されてただけで勘違いしてるだけで、実際鬼滅の刃の原作なんか話も絵も酷すぎて見れたもんじゃない。これは今やってる「スパイファミリー」も同様で、あれもキャラも至って普通過ぎて、世界観も設定もどう頑張っても面白くなり得ない、いわば
毒にも薬にもなり得ない、全て半端な、根本的にアニメ化して金掛けるのを間違っている作品
・・・としか思えません。唯一前作で評価されたオープニングも今回全くマスコミは取り上げないとか、むしろ放送をやってるのかすら疑います。
多分今回のBLEACHさんはこのオープニングは絶対に超えられないなと。
この時のBLEACHさんの気合いの入り具合は凄まじかった・・・
銀魂やナルト、鋼の錬金術師や青の祓魔師とかアニメソングの新時代を一番感じた瞬間。
しかしね・・・言っちゃいけませんがやはり人間、余程じゃない限りアニメ制作側も金を握らせるとなんかハングリー精神というか、ギラギラしてる牙みたいなもん抜かれて腑抜けになりますね。この時のBLEACH作っていた「Studioぴえろ」はオープニングもエンディングも殆ど素晴らしかったですからね。今は周囲の何も知らない連中が金掛けて作画だけですから。
自分も他のアニメで三期くらいまでは頑張っていたのに、パチスロやスロットになって金あるようになって、挙げ句の果ては5期まで惰性やって腐って終わったアニメを知ってますが・・・
やはり金を掛けていて本当に好きなスタッフが作っているジョジョとか全く違いますからね。なんか人間の慢心具合が透けて見えないんですよ。
オープニングだけで感じるこの気合い。監督の違いなのか演出なのか・・・やはりスタッフ全体のやる気ですよね最終的には。
「魂にも脂肪が付くものだ」
— yam太郎 (@yamsan0) May 22, 2021
襲撃跡を訪れた帰りの車でのバラライカのこの名言。かつて戦士として戦場を駆け巡っていた彼女達、そんな彼女達にとってギャングの世界はぬるま湯。そんなぬるま湯に体を慣らしすぎてしまったことをたった一言で表現。
ブラックラグーンの脚本は本当に素晴らしいです。
↓ pic.twitter.com/js8hiEVdAk
「BLACK LAGOON」のバラライカ様の名言
「魂にも脂肪が付くものだ」
● 2022年10月19日 水曜日 長尾 亮