自分にとって大切なことってなんだろう
昨日までの応募締め切りのコンテストのテーマ『自分にとって大切なこと』を見て、ふと自分にとって大切にしている価値観とか大切にしていることをテーマに文章が書けるかな?と一日中考え込んでしまった。
もう亡くなった友人に昔『きよちゃんって一歩間違えたら都合の良い人だよね』と言われたことがある。
悪い意味ではなくて、いつも集まりや飲み会、人の場をつくるのを呼びかける役割を果たすことが多く、呼びかけたなら最後までと店探しやセッティングまで全てやることが多かったからだと思う。
さすがに育児中は誰かにお任せするだろうなと思いきや、まだ娘が小さい頃からママさんたちの集まりなども率先して声をかけることが多かったように思う。
人にいい顔したいという八方美人な部分も多分にあるだろうし、外面が良くて、スイッチが切れた途端、家ではぐったりしているところばかり見せている夫からしたら『外でいい顔ばかりせずに、うちのこともやってくれよ』と思うのも当然だろうが、根底にある思いは『安心して帰ってこれる場づくりをしたい』という思いがある。
もちろん自分にとって居心地の良い居場所をつくりたいという思いがあるのだが、どうやらそれだけではなさそうなくらい、たくさんの場をつくってきた。
原体験は、安心して帰る場がないと感じ、孤独で生きていくのがつらかった時期を経験したというのが大きいし、逆に居場所を得たと感じた時の幸福感を感じた経験があるからだと思う。
私が幸福を感じた場は、誰かがつくってくれたからあった。
その場に救われて今生かされているから、同じように返していきたいという思いが場づくりにこだわるモチベーションにつながっているのだと思う。
また、場の持つ大きな力として、自分の頭だけではとても思いつかなかったような考えや気づきを与えてくれるという感覚を常に感じてきた。
周囲の人から『よくそんなにいろいろ思いつくね』と言ってもらったこともあるが、振り返れば全てと言っても過言でないくらい、周囲の方々との関わりから教えてもらったことばかりだ。
場づくりをしたいという思いには、そうすることで、私自身も楽しく生きられるし、そういう場が誰かにとってもパワーを得られる場であってくれたらなお良いという自分自身のライフワークにもつながる部分があるのだと書いていて気づかされた。
時々自分が何を大切にしているのか、それはなぜなのか棚卸しするのは良いなと思う。
そうして、私に一番パワーをくれる家庭という場について、もう少し丁寧に大切に感謝の心を大切に関わっていきたいなと反省した。
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