デリカシーとかビジネスマナーとか。もう一つ。自力でどうにも出来ないことには抗わず流れに身を任せる
目覚める直前にうつらうつら夢を見ていて、先輩に『あなたはビジネスマナーとかデリカシーとかもう少し気をつけた方が良い』と注意されて、すごく反省した気持ちで目を覚ましました。
夢に出てきた先輩に注意されたことは一度もないのですが、私がビジネスマナーとかデリカシーとか人の気持ちに対する配慮に欠けていることを反省していたので、夢に出てきたんだろうなと思います。
昔は形式ばかりを重んじて、中身を重視しない人が大嫌いで、それもあって、表面的なことを軽んじる気持ちがどこかにありました。
最近思うのは、中身も形式的なこともどちらも大事だと思うこと。
また、自由に発言したり本音を言うことも大事だけど、その際は、相手への配慮やその発言が及ぼす影響まで考えて発言行動しないとなと反省することがしばしば起こります。
それから昨日、もう一つ印象的な出来事がありました。
自力ではどうしようもならない状況に、すごく落ち込んでおられる方がいて、『こんなに頑張っているのに』と落ち込んでいるのがすごく伝わってきて、胸が痛かったのですが、そのとき、ふと、こどもを授からなかった期間のことを思い出しました。
悶々と悩み苦しみ、こんなに人生頑張っているのに、とか、なんで私だけ、とか、自力でどうにもならないことに随分長い期間苦しんでいたとき、また違う先輩に、悩んでもどうしようもないことは、諦める。考えない。無視する、という言葉を教えてもらってすごく楽になりました。
人生には、努力しても報われないことや変えられないことがたくさんあります。そのことに対していちいち一喜一憂するのではなく、どうしようもないことに対しては抗わず、流れに身を任せる、それが中年になって気づいたことです。
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