強い組織をつくるために。エースエンジニアたちが目指すもの
ITコンサルティングやSES事業を提供する株式会社TryAngle(トライアングル、以下TryAngle)。企業理念に「絶対に失敗しないことをしない」を掲げており、スタッフたちが小さなミスを恐れずに挑戦する姿勢を貫けるよう様々なサポートをしています。その一つが、半期ごとに設定している「個人の目標」。今回はプログラマ、グループリーダーの2名に、それぞれどんなことを目標に掲げ日々の仕事に取り組んでいるのかを聞きました。
チームマネジメントの一歩として人事に挑戦
TryAngleでプログラマとして働く以前は地元の新潟で米作りをしていました。学生時代は東北にある情報系の学校でプログラミングを学んでいたのですが、実家の周辺が地域ぐるみで稲作をしているような環境で。卒業後は自然な流れで農業の道に進みました。
しかし5年ほど経った頃「もう一度プログラミングをやってみたい」という思いが強くなり、上京して就職活動を始めることに。ところがプログラマとしての実務経験がなかったため面接は連敗。そんな中で選考を受けた企業の一つがTryAngleでした。
一次面接で代表と話をして驚いたのが、「基礎知識はあるんだから、実務面はスクールで補えば受かるようになると思うよ」とアドバイスされたこと。そんなことを言ってくれる面接官は1人もいなかったので、僕の中で強く印象に残りました。
アドバイスにしたがってスクールに通い、卒業したとき真っ先に頭に浮かんだのはTryAngleのこと。再び人事担当者に連絡を取り、選考を経て無事に入社することができました。
入社後は壁にぶつかったこともあるのですが、そこで助かったのが上長1名にスタッフ2〜3名がつく「グループ体制」。メンバーが別の現場で案件に参画している場合にもお互いをサポートしあえる仕組みです。僕もグループの先輩たちに的確なアドバイスをもらったことで無事に案件を進めることができました。最終的には運用開始後の保守作業まで参画できるくらいの長期案件となり、個人的にも大きく成長するきっかけとなりましたね。
「人事もできるプログラマ」に
今後は自分自身がチームをマネジメントしていけるようになればと考えています。その一環として今期の目標に掲げているのが、プログラミングのほか人事にまつわる業務も担当できるようになることです。
今期挑戦しているのは採用の面接官。同席した人事担当者から面接終了後にフィードバックをもらい、毎回ブラッシュアップしています。
一口に面接と言っても実際にやってみると難しく、初めの頃は「『はい』としか答えられない質問ばかりしている」という指摘を受けてしまいました。例えば「残業は平気ですか?」と聞かれれば、面接の席で「いいえ」と答える人はいないですよね。
また話し方にも気をつけるようにしています。面接する側も緊張しているので、どうしても早口になってしまうんですね。面接官として応募者に会うということは「企業の顔」として出ていくことでもあるので、堂々と、印象よく振る舞うよう心掛けています。
面接官としての成長の先にある「チームをマネジメントする」ことについては、チームの中で誰がどんなことをできるのか正確に把握することが重要になってきます。人を見る目を養うという点では、現在挑戦している面接官にも通じる部分があると感じ、日々勉強中です。
(プログラマ/入社4年目/31歳)
コミュニケーションで会社をより強く
私がTryAngleに入社したのは4ヶ月前。代表と同じ現場で仕事をしていた縁で「魅力のある会社だな」と感じたのがきっかけでした。
実際に入社して感じているのはスタッフの技術レベルの高さ。弊社では入社後早い段階から製造や設計を任されることが多いのですが、少人数で作る「グループ体制」によって経験の少ないスタッフの仕事をサポートしているんです。それによって個人の成長のスピードが早まるので、全体のレベルも底上げされているのではないかと思っています。
また評価においては、結果だけでなく開発プロセスもきちんと見てくれるので安心感がありますね。その分、ユーザーの目線を深く考えながらシステム構築を進めることができるんです。システムを実際に使用する人たちはITのプロではないことがほとんど。エンジニアの独りよがりではなく「ユーザーはどう感じるだろうか」と客観的な視点を持つ余裕があるのは、TryAngleの評価システムがあってこそではないでしょうか。
エンジニアにこそ大切なコミュニケーション能力
TryAngleの一員になって日が浅いながらも、私が今目標に掲げているのは「エンジニアたちのコミュニケーション能力の向上」です。
現在はプロジェクトリーダーとして8名のチームを指揮しているのですが、彼らを見ていて「もったいない」と感じるのが、せっかくの高い能力を相手に伝えきれていないということ。エンジニアにありがちなのですが、つい自分が知っていることを相手も知っている前提で話してしまうんですね。システムに関する話題は専門的な知識がなければ理解できない内容も少なくありません。そのため、専門知識のない人たちが腑に落ちるように説明できなければ、相手に「意思の疎通が取れていない」といった印象を与えてしまいます。
例えば言葉を発するとき、口癖のように「えー」「あー」と言う人がいますが、これらが会話の邪魔をして、本当に伝えたい話の内容が見えづらくなったり、自信がないように受け取られてしまったりするんです。少し意識を変えるだけでもエンジニアとしての評価は格段にアップしますし、TryAngle全体の受注単価を上げることにも繋がります。今後は新しい技術に対して広くアンテナを張りつつ、自分が20年以上のキャリアで培ってきたものを後輩たちに伝えていきたいですね。
そのほか直近の目標に掲げているのは、プロジェクトリーダーとしての自分自身の成長です。実はプロジェクトリーダーとして現場を回すのは初めてなのですが、チーム内でメンバーの能力を均す難しさを感じています。能力の高いメンバーにレベルを合わせてしまうと、何か問題が起こったとき「その人にしかわからない」という状況に陥ってしまうのです。そこで業務プロセスやコードレビューのルール化に取り組んでいるのですが、これがなかなか難しくて。メンバーたちの意見も聞きながら、試行錯誤を続けているところです。
(エンジニア/入社4ヶ月目/44歳)
終わりに
今回はTryAngleのスタッフたちがどのような目標に向かって仕事をしているのか、2名へのインタビューを通してご紹介しました。このnoteでは今後も、スタッフの挑戦や取り組みに関する話題をお届けしていく予定なので、乞うご期待。
<当社では一緒に成長して活躍できる方を募集しています!>https://www.tangle.co.jp/recruit/
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