除夜の鐘で打ち消される108の煩悩って何?
はじめに
こんにちは、今日も見ていただいてありがとうございます!
今カフェでパソコンを開いてこれを書いています、小池です!
皆さんは除夜の鐘を最後に聞いたのはいつでしょうか?
最近は騒音問題などによって除夜の鐘を撞かないお寺も増えてしまったようで、自分はここ数年聞いた覚えがありません。
年末の風物詩がひとつなくなってしまうのはなんとも寂しい。
調べてみると築地本願寺や増上寺などでは今も除夜の鐘をやっていて、しかも自分で撞くこともできるらしいです。
個人的に気になるので、今度友達といっしょに行ってみようかと思っています!
さて、この除夜の鐘、なぜ108回撞くか皆さんはご存じでしょうか?
108の煩悩って?
四苦(49)八苦(89)を足し合わせた数や、一年間を表している数という説、なんなら大きく超過して200回以上撞くというところもあるようで、理由も回数も明確には決まっていないようです。
ですが基本的には108回であり、由来は煩悩の数というのが通説のようです。
この煩悩ですが、108の内訳っていったいどうなっているのでしょうね?
108の煩悩と簡単に言いますが、実際「あなたが持っている煩悩を108個書き出してみて」と言われると僕は「ムリー!」となってしまいます。
この108という膨大な数の煩悩、気になって調べてみることにしました。
どうやら仏教の教えに由来していることは確実なようです。
浄土真宗本願寺派の浄風山吹上寺様の公式サイトで108の煩悩の一覧がありましたので、そちらを参照しました。
※参考サイト様
浄風山吹上寺 寺院サイト 百八煩悩
http://www.suijoji.sakura.ne.jp/data/bonnou01.html
見てみたところ、正直よく分かりませんでした!(すみません。。。)
仏教の教えに根差した概念であるため、理解するためにはかなりの勉強と修行が必要なようです。。。
ですが、神をも恐れぬざっくりの理解でいうならば、大きく二つの煩悩があるようです。
ひとつは見惑といい、仏教の真理に迷うものとのこと。
理屈や感情で断ち切る煩悩のようです。
もう一つが修惑といって、こちらは現象としての事物に囚われて迷うものとのこと。
これは日頃の習慣を改めることで断ち切る煩悩のようです。
これを調べてみて思ったのは、難しい言葉で書いてあるたくさんの煩悩も、自分たちの日頃の習慣改善で抑えることのできる身近なものなのだなということでした。
おわりに
人生の大事な時間だからこそ、煩悩にふりまわされてムダにしてしまうのはもったいないです。
せっかくの年末なので、除夜の鐘を聴きながら「来年はどんないい習慣を作ろうかな」と思いを巡らせてみるのも面白いかもしれませんね。