『世界でいちばんNG(ダメ)な恋』プレイ日記② 夏夜√(4話~最終話)
続きです!
第4話
第4話「修復の熱いグラタン」
夏夜さん宅で朝チュン ……やったのかやってないのか、それが問題だ
!?!?!? 裸をまったく恥ずかしがっていない……
美都子ちゃんはもう完全に理に絆されている。親心みたいなものを抱いている
うおおおお 夏夜さんは何なの? 痴女なの?? エロゲヒロインなの??
男主人公がいろいろあってヒロインの家に上がり込んでヒモになるやつ、すごい既視感がある。丸戸作品の男主人公ってだいだいクソ真面目ワーカホリックだから、その頑張りの糸がプツンと切れちゃうと一気に引きこもり状態に転じ易いんだよな。
夏夜√に入っているのかいないのか、それが問題だ。
理は昭和53年生まれ? 1978年だから、たしかに2007年には29歳だ。
あぁ、姫緒が美都子に、理が滞在している夏夜の家の住所を教えたのね。
うお~ 夏夜と美都子がバチバチにやり合っている。でも美都子さんは(本当は)未成年だから、ひとりで深夜外出してるのとか、大家代理をやってるのとか、ふつーに良くないんだよな……夏夜さんが正論……
>美都子ちゃん落ち着いて
夏夜√っぽいほうを選んだ
あぁ^~~ヒモになる^~~~
うおおおおおおおおおおお いっけぇええええええええ
5月31日が誕生日
いやはや…… やっぱ丸戸さんってラブ・コメディの天才作家だと思うわ・・・ ほんと面白い
別の女になびいた理に怒り、彼に袖にされた者同士、美都子は一転して麻実先生にものすごく打ち解ける。
てか、今更ながら、このゲームって↑のような、立ち絵以外にキャラの顔だけのコマを用いることもあるんだな。例えば今の場面なら、三人称カメラっぽくしたいのか? ファミレスでふたりが話しているのを傍からこっそり聞いている、的な。というか、男主人公がいないシーンではこの顔コマ演出が使われているのかな。
先生に流れ弾当たってて草 大丈夫? 息してる?
すごい。教師と教え子が、同じ男の元カノ同士みたいな会話(元カレの愚痴大会)してる……
なんやねんこいつら……!! けっきょく互いに元カレを忘れられてないやつ
ホントに穂香さんは男と名古屋にいるのか? 姫緒の嘘か。でも名古屋を「地方」と言ってるので関東圏、東京かなぁ。
若旦那(理)を許してやってくれと説得する上坂さん(落語のお爺さん)。理が夏夜のもとからテラスハウス陽の坂に帰ってこないのは、美都子がどうでもいいからではなく、むしろ美都子の保護者としての責任を感じているからこそである、と。それはそうなんだけど、客観的に考えたら、まじで詭弁というか、理に反論のしようがない。気持ちの問題ではなく実際にしている行動の次元では論外。でも美都子はそんな理の「気持ち」に絆されるんだよなぁ。
まぁそもそも理が美都子の保護者の代わりになる時点でおかしいんだけど。。
なんだかなぁ…… 理が美都子の正式な「保護者」になったことは一度もないし、なりようがないよね? だから、ここで理が言ってる「保護者」というのは正式なそれではなく、もっと観念的なものだ。「保護者と被保護者」という名前で、自分と美都子の関係を規定しようとしている。しかし実際には、美都子は自分を気にかけてくれる理に惚れて、理もまた美都子を愛している。これが美都子√では全面的に恋愛関係となるのだろうけれど、今のところ私はまったくそれを受け入れられそうにない。。 「親」って、「保護者」って、そういうものじゃないだろ、と。
丸戸シナリオのことだから、恋愛関係になっても閉塞的でプライベートな方向にのみ行くのではなく、おそらくあるていど社会的に責任を果たした上での恋愛を描くのだろう。それでも自分はかなり受け入れられないと思う。
やっぱり何の後腐れもない夏夜さんが最高なんだよ。夏夜さんにしないか?理。 元配偶者√も楽しみだけど。
お~ここはちゃんと認めるんだ。それはそう。こういう「常識」をしっかりキャラに自覚させて言及させた上で、それでも「我」を通す……というお決まりの作劇
美都子と理が誕生日同じだった。でしょうね
プレゼントは万年筆
美都子が理に惚れてるのって「母性本能」をくすぐられてるからなの? 違うでしょ。お世話してあげたくなるくらいに危なっかしいダメ人間だけど、まっすぐに他人のために頑張れる人だからでは?
美都子の手作りグラタン。理の食レポだけでもめっちゃ美味しそう
いやキモいって!! 欲望駄々洩れだって!! 駄々洩れさせるための自覚的なチョイスなんだろうけど!!!
理の両親は、理が大学生のときに離婚したのか。で、大学生のときから付き合っている麻実と、理は卒業後に結婚し、2年後に離婚する……と。
自分が理にプレッシャーをかけていたせいだと認めて謝る→(理に否定されて)むしろ自分のせいであるほうが嬉しい、と言う→でも、これからも期待=プレッシャーをかけると宣言する……
くぅ~~~ この何段階もの展開、これぞ丸戸節!! ほんとこういうキャラの動かし方うまいんだよなぁ…… 単なる表面的な「台詞回し」の巧さじゃなくて、そのキャラの内面をどんどん深掘っていくような、キャラの葛藤や揺れ動きや覚悟といった感情のダイナミズムがそのまま現れているような、台詞の畳み掛け。
そういうことか。グラタン風にしてお米を忍ばせて理に食わせていたから、密かに喜んでいたと。
美都子んドリアww それが言いたかっただけやろ~~~!
理の「お米が苦手」設定について
理のお米が苦手設定って、なにか彼のキャラクター性や物語やテーマ上ものすごい重要なものなのか? ここまで読んだ限りでは……彼の幼い頃からの家庭環境の機能不全の象徴であり、だからこそ反動として「親」や「家族」というものに人並み以上の理想を抱いており、美都子の理想の「保護者」たることに執着している彼のキャラクター性の根源であり象徴……ではあるか。普通に掘り下げられたわ。
ここで美都子に「胃袋を掴まれた」ことが、すなわち彼の「家庭」に対するトラウマの緩和を意味し、そして彼女との親子関係(保護者と被保護者の関係)の確立を象徴しているってことかぁ。
つまり、理と美都子は、互いに互いの「面倒をみる」ような、互いが互いの「保護者」であるような、互恵関係であり共依存関係みたいなものを志向しているのか。
決して理が完全に立派な保護者として美都子を世話するのではなく、逆に理が美都子の「母性」に甘えまくるのでもなく、そのどちらもが部分的に実現され、部分的に実現されないような、ある意味で対等な関係。
めっちゃ良いようにも思えるけど、しかし冷静になって考えてみれば、客観的/社会的には理と美都子には大人と子どもという明確な非対称性があり、それを、このようにあたかも対称であるかのように尊く描くのは、やっぱり全肯定はできないなぁ。
これ名言かも。
でも、なるほど、ここで要するに「大人」と「子供」の同質性・対等性・対称性を主張しているわけね。いやまぁ、涙に関しては同意したいけどなぁ~~………… その主張が、ふたりの社会生活の全面に成り立つとは言えないだろう。
いっとき意気投合していた麻実先生と美都子の関係は、美都子が理と仲直りした(より仲良くなった)ことで再びバチバチに…… ほんとこいつらは何やってるんだ教え子と教師の分際で。
えぇ…… 姫緒さんは「根は良いヤツ」で、テラスハウス陽の坂をどうこうしようとかいう意図もなく、純粋に美都子のためを思って画策していたの!? でも、悪徳企業の社長令嬢であるという立場(?)ゆえに、その善性をなんとか悪どい風に見せかけている……と。すげぇ意味わかんない、コメディチックな設定だな。よーするに、美都子だけには優しく接していて騙していたのではなく、逆に、それ以外の理や男たち3人衆やらに悪役っぽく接していたのが騙していたってこと? すげぇな、おもろい。
でも、本当に美都子を援助したかったら、まず母親である穂香を探し出して、親の責任放棄すんなと詰めればいいのでは? 穂香を見つけ出すことは本当にまだ無理なのか。
えっ!? えええええぇぇぇ~~~~~~っ!??!!!?!? 夏夜さんこっちに引っ越してくんの!?
やっぱり各ヒロインがだんだん入居してくる展開なのか。どんどん大所帯になる? 夏夜√に入ってはないよね? おそらくここはまだ共通√で、共通のうちに各ヒロインと割かし深く交流する(今回なら一時的に夏夜さんのヒモになる)ことで、「メインヒロイン」である美都子との関係に亀裂が入り、なんやかんやで頑張って関係を修復して絆を深め、そのヒロイン(今回なら夏夜さん)がテラスハウス陽の坂の仲間に加わる……ってこと? さすがにあと2回、麻実先生と姫緒に関してまんま同じことを繰り返すとは思えないけど、麻実さんが引っ越してくるのはこうなると普通にありそうだな。姫緒はお隣さんなのに引っ越してくるのかなぁ。そうなると、女4人と男4人の共同生活になる…… なるほど、バランスは取れている。そのための男3人衆だったのかあいつら。。
共通√がまだしばらく続きそう。でも、ほんとドタバタコメディとしてしっかり面白いから凄いわ。それに加えてヒロインの魅力、ヒロインと男主人公との関係の物語の魅力も見事に出ており、隙が無い。名作でしかない。
第5話
5話「尽くしんぼう」
一か月後、6月の梅雨明け、美都子が以前やっていた弁当屋のバイトを理は始めていた。美都子の叔父(穂香の弟)だと嘘をついて。
えっ、テラスハウス陽の坂って5号室までしかないの? じゃあ麻美さんや姫緒は入居してこない? それとも、実はすでに夏夜√に入ってて、√に入ったヒロインが引っ越してくるのかな。
夏夜の皮肉ややり口は美都子より何枚も上手。
>パンをいただく
美都子ちゃんの夏服かわいい ネクタイみたいなのお洒落
エロゲ製作会社に就職して無茶な仕事を振られまくる理。夢オチかよ!
夏夜さんは痴女ってことでいいのかな
麻美先生…… 理のこと諦めたのか
街頭募金に100万ツッコむヤベー奴、姫緒さん。「エセお嬢様」キャラはよくいるけど、「エセ悪徳お嬢様を装っている善良なお嬢様」キャラはそこそこ珍しい。
エロゲヒロインみたいなこと言ってるこのひと
あぁ、ふつーに理も夏夜の自分への好意には気付いてるのね。鈍感系じゃなかった、そこは。
選択肢キターーーー! いくぞおおお
>真剣に考えてます
にしても、これで夏夜√に入ったら美都子との関係はどうなるのだろう。「保護者」をやりつつ、恋愛関係にはならず、そちらは夏夜さんとやる……と。美都子にとってはかなり生殺しというか拷問のような状況になるなそれは。もしかして美都子さんって他3人の√ごとにそういう目に遭って計3回失恋するの? どこの小木曾さんですか?
シーン入るのはっや。夏夜さんはこういうとこド直球でサクサク進むから気持ちがいいですね
えぇ~~しないんかーい。美都子ちゃんが脳裏をよぎって……。
麻実と理のツーカーの仲の雰囲気ほんと好き ウザったらしいくらいに互いを理解している仲。
テラスハウス陽の坂って平屋なんだ。そりゃそうか。
え~計画倒産?だったのか。あらかじめダミーの新会社を立ち上げておいた。しかし理が取引先に新しいところを紹介しまくってしまったのが裏目に出て、理は恨まれている……。法律よく分かんないけど、これどっちが悪いんだ? どっちも?
えぇ…… 夏夜と美都子がふたりして、元勤務先の社長(夏夜の叔父)に熱いお茶をかけて追い返した。理を悪く言うのが許せなくて。……いやまぁ確かに社長は酷いんだけど、そこまでするかなぁ、しかも、理当人でなく、理を好きな2人が。好きだから、なんだろうなぁ。「そこまでする」ほど「好き」だというのを描くためなんだろうなぁ。
あ~これ、徐々に美都子も夏夜の理への想いを認めていくかんじか。じゃあやっぱり夏夜√には入ってるな。
夏夜=「リストラ二号」はダブルミーニング。「リストラさんの二番目の女」。一番は保護対象の美都子。
わろた
理が再々就職を最初に伝えにいったのが自分ではなく元妻の麻実先生だったことにショックを受け、麻実に嫉妬し、理に焼きもちを焼くふたり…… すごい、互いが互いを嫉妬しまくっている。すべてのヒロインにこういう嫉妬の機会を与える。丸戸だなぁ
第6話
いきなり場面が飛んだけど、次の話数に行った?
なんだこの美人!?
え、ご隠居(上坂さん)の妻亡くなってるの? てか結婚してたんだ。そういうのばっかりやなこのゲーム
7月に入ったのかな
立ち絵もいいな~~
理が新たに就職した道浜商事は、初めの勤め先と同じように会社ぐるみで経理詐称をしており、理はそれを見逃せなかった……
第6話「女心と嵐の夜と」
そんな義務はありません
うおおおおおいくぞおおおおおおお
>膝枕…してください
下呂温泉って岐阜なんだ
おっ OPにあった、美都子と夏夜ふたりで銭湯に入ってるシーンだ 湯上りするほどの我慢比べ
つくづく、こういうヒロイン同士のバチバチにして分かり合った会話劇を書くのほんと上手いわ
「誰うま」な台詞回しを次から次へとしてくる。ムカつくほどに。
夏夜さんはとにかく理を甘やかしたい/甘えてほしい。でもそれは美都子ちゃんも内心同じ。
丸戸作品の男主人公特有の、クソ有能ヒロイック・ワーカホリック会社員描写…… しかも、初めのうちは内部不正を暴こうとして厄介者扱いされるが、しばらくして救世主になるという典型的な俺TUEEE展開。
この「平凡な」課長の台詞はかなり芯を突いている。エロゲの男主人公ってようは「強者」なんだよな、神話の英雄。リストラされた有能社員の貴種流離譚
有明(ビッグサイト)が近いってことはやっぱり東京都内なのか?ここは。
ご隠居は長崎へ妻の墓参り 岐阜とか名古屋とか長崎とか、地方の地名はやけに具体的なのに、テラスハウス陽の坂がある東萩守ってのは架空の地名なんだよなぁ。モデルはどこだろう、東京に詳しくないから分からん
もう8月か。夏夜さんが浴衣着てたのが7月で、そこからまた飛んだのか
何度も何度も「今年は台風が多い」伏線を貼っている。
そりゃあ、エロゲヒロインなんて母であり彼女であり娘であるのがとーぜんの理想でしょう。美都子の造形はまさにこの三位一体キメラの典型だ
「東京駅方面」という言葉が出た。都内なのはほぼ確定か
熊崎さんコミケ3日目はサークル参加なんだ。……なんのジャンル?エロゲ?
理、課長とめっちゃ仲良くなってて草
けっきょく常務と専務だけが悪者で追い出せばいいのか。甘っちょろい話やな
さすがにドヤ顔貴種流離譚すぎて歯がゆい。何かをかきむしりたくなる
名古屋で関空使うの? セントレアは? 2005年だから出来たばかりではあるか。
この道浜商事の「クーデター」エピソードって、夏夜√特有なのか、それとも共通の話なのかが気になる。正直夏夜さんとはほぼ独立しているので共通エピソードっぽいが、だとするとこれを何度も読ませられるハメになり、そこまでの話ではないだろ、と思う。
オラ、ワクワクしてきたぞ
おお…… 計画失敗するんだ。商事業界のブラックリストへ入れられもした。そんなのあるの? とことんヒロイックだ。「不幸」だなんだとしゃらくさい。まぁ台風のこういう多面的な使い方は見事だと思うけど。
きたああああ まぁ普通に考えて、嵐のなか1人であの長屋にいる美都子を選びたいとは思うけど…… ここは夏夜√から行かせてくれ。
>夏夜の携帯
ヒロイックなワーホリ男主人公が「挫折」してヒロインの胸で泣く展開、丸戸シナリオで何度読めばいいんだ
でもそれは、プライベートな「恋愛」と並行してパブリックな「仕事」を描いているからこその十八番である。決して「社会」を手放さないこと。社会を志向して、そこで自己実現を目指して、でも挫折して、反動として反-社会……ヒロインとの逃避的な恋愛に閉じこもる。……あれ?こうしてまとめると、やっぱりこれは反-社会的なエロゲの典型じゃないか。いや、丸戸シナリオはここから再び社会へと開いていく筈だ。その起爆剤となるのが……三角関係??
勝 利 宣 言
うおおおいきなりラブホ!!
「ごめん…ひとりにしちゃって」 わろた
うひょお~~~~
うわぁ……こんな状況でも美都子に配慮するのか夏夜さんは。本当は、「美都子が第一の理」に配慮しているわけだけど。
この返しえっぐい………… これぞ丸戸ヒロイン………… そもそも「なんで僕なんかに……」とヒロインの好意を認めた上でウジウジ自己卑下する男主人公だってめちゃくちゃ丸戸史明だ。すばらしい対話
「お前の周りの世界は…お前が考えるよりも…ちょっとだけ優しいんだよ」 (パルフェ)じゃん。
信念のあるヒロイン
うわあ…… 本当に「信念」があるヒロインを描くなぁこの人は…… こちら(男主人公)に従順なんじゃなくて、こちらをねじ伏せるほどに、すべて呑み込むほどに芯が強く、我が強く、自分勝手な人間。だから好きなんだよなぁ……
これも確かに男(主人公)にとって「都合の良い」動きに過ぎないといえばそうなんだろうけれど、でも、わたしはこれを単に「都合が良いヒロイン」とは呼びたくないし、思えない……… たしかに男に都合が良いのかもしれないけれど、すべてをそうして男視点で測ることがそもそもアンフェアであり女性差別的である。なによりヒロイン当人にとって「都合が良い」のだということ。彼女自身がそれを望んでいること。自分の意志で、自分勝手に、主体的に、男主人公を愛するヒロイン。丸戸キャラ以外だと『穢翼のユースティア』のエリスとかがまさにそう。
うおっ! ワロタ いきなりそれかい。いつ脱いだの? もう脱いでたの? 理はバスローブだからそこに直でいけるんだ
E-moteでヌルヌル動いてるのエロいより笑える 『虜ノ鎖 The Motion』とか、抜きゲーではまぁまぁ良いんだけど……
ああ、そういう…… 「挫折」=不能状態から回復させるための「慰安」行為ってことね…… というか、そのための挫折展開でもあるのね……… ヒロインに「奉仕」してもらうために、まず男主人公のペニスを不能にする=仕事で挫折を味わわせる。
っていうか、Hシーンに入ってから理の台詞にCVが無くなってる!! でた~この不文律。これを破るエロゲをやってみたい
ヒロインの「奉仕」に「反応してあげられない」というHシーン。これ、要はヒロインの片想い/失恋描写と同じなんだな。健気なヒロインの想いが叶わぬさまを見て可哀想に思うためのそれ。そんなヒロインを気の毒に思いながら可愛がる=所有するためのそれ。
名言っぽいのきた
こんな行為中にまで早く美都子ちゃんの元へ連れ帰ろうとしてるの健気すぎて。。 夏夜さんすげぇな…… どんだけ理に惚れているんだよ。
お~ まじで「変化」してきた。これはエロゲでしか描けないロマンス/ドラマだなぁ…… 「身体は正直」なのは男(主人公)も一緒。身体がまず「温まる」ことで、精神的な挫折からも復活する。そりゃあ夏夜さんも嬉しいだろうなぁ
えっっっっっろ・・・・ 開いた口がとても良い
ここから「本番」に入るが、眠いのでまた明日~~お疲れ~~~
再開。行為中もずっと芝居がかった誰うまな台詞言いまくっててちょっとわろける
夏夜さんのこの、弱っている理を独り占めして受け止めてあげたい庇護欲はどこから来るものなんだ。美都子や麻実との「差別化」を図ろうとしてなのか、それとも彼女個人の気質なのか。まだ夏夜のバックグラウンドがほぼ明かされていないので何とも言えない。三角関係オタク的には前者だったほうがアツい。
というか、自らを「愛人(セフレ)」枠だと勝手に規定しているように、どこか卑下しているところがあるのか。恋のライバルに嫉妬しまくる片想いヒロイン感を、両想いになったあとも醸し出すやつ。
E-moteでキャラだけでなくその下のベッドの布までぐわんぐわん動くのに笑ってしまう。いや、確かに上に乗ってるものが動けば乗せてる布だって動くし、そういう意味ではリアルなんだけど…… やっぱりE-mote自体がなくていいな。
事の最中にでも隙あらば理が結婚経験者であることを持ち出してひとりで傷ついている夏夜さん。
第7話
第7話「いけない下剋上」
お~ここで次話に飛ぶんだ。え、じゃあけっきょく嵐の日にひとりきりだった美都子ちゃんはどうなったんだ。。
今更ながら、理が仕事をクビになって就活が上手くいかずに「リストラさん」などとネタにしていること自体が、転職や非正規雇用が当たり前になった現代では考えにくく、時代を感じる。エロゲ全盛期であったと同時に、日本社会がまだここまで崩壊していなかった時代の話……。。
理の解雇から二週間後、夏夜さんは再就職先を決め、ふたりは理のバイト後に逢引きする仲になっていた。美都子や他のみんなにはまだ恋人関係をばらしていないのか。ぜったいバレてるぞ
丸戸史明が書いたような台詞しかいわないなこのヒロイン。……丸戸史明が書いたんだけど
夏の夜、公園での青姦。虫すごそう(小並感
え~、夏夜さんまた叔父さんの会社に就職したんだ。熱いお茶ぶっかけたのによう絶縁されなかったな。……これ、理がまたここの会社に就職すれば今度こそ万事解決では? (あと、どうしても叔父さんが夏夜さんのエロ同人誌の竿役に思えてしまう。ごめん)
9月1日、姫緒が言っていた通り、三丸不動産グループに特捜部のガサ入れがされたが、理が勤めていた道浜商事は難を逃れた。えぇ~まさか、理が自分が切られることも見越して「案5」を作っていたのか。自分を追放したパーティが壊滅するざまぁ系展開ではなく、自分を追放したパーティまでをも救済する、真にヒロイックな俺TUEEE系展開だ。
いっぽう美都子は(さいきん一度も出てきてないが)いつの間にか進学することにしたようで、保護者(自称)である理が麻実先生と、美都子の進路について話し合う。これやっぱり、個別√に入ってからも、美都子のメインストーリーは並列で進んでいて、共通パートが部分的に差し挟まれている構成なのかな。
姫緒の出身である秋泉大付属……ってあれ? 高校? じゃあ美都子はまだ中学生なの!? 高校生じゃないの?
草 理まだ麻実に離婚されたこと引きずってるのか……
マジでまだ(ギリ)理との関係バレてないんだな夏夜さん。隠すのが上手い
くぅ~~っ! 清々しいほどのなろう/ざまぁ系展開!! 俺を解雇したことを古巣がじわじわと後悔し始めている(ことを本人はまだ知らない。)
えぇ…… 夏夜は理の仕事ができるところに惚れてるわけ? ……いや、自己犠牲的に献身してちゃんと信頼を勝ち取っている人の良さをあらためて見せつけられて惚れ直したってところか。
小数の二進数表記? 考えたことなかった。てか二進数って高校数学だったっけ? やっぱり大学入試なのか?
「先生とPTAとして」っておかしくない? PTAは保護者(と先生の)組織そのものの名称だろう。「先生と保護者として」のはず
これは名言
キスマーク? 噛み痕? ちょっとわろた
夏夜さんは何に嫉妬しているんだ。理が家庭教師をしていた美都子に? でもそんなの前からやってるよね
あーやっぱり美都子に嫉妬しているっぽいな。理と深い仲になればなるほど、理にとっての美都子という存在の大きさがスルーできなくなっていく。
てかマジで美都子は何も気付いてないんだ。そのことで夏夜は余計に、嫉妬している自分を責める……と。三角関係ですでに(隠れて)付き合えている側がいろいろと葛藤し自己嫌悪する展開。ホワルバ2とかで死ぬほど見たやつ!!
あートコちゃん全然気付いてました~~節穴~~~
夏夜は、自分の理への想いを認めようとせず必死に取り繕っている美都子が「気にくわない」。どうせならもっとバチバチにやりあったほうがマシだと。今の、自分と付き合いながらも美都子にも保護者としてしっかり時間を割いている理を見せつけられる生殺し状態のほうがよっぽどキツイ、と。
うーむ…… 丸戸史明らしい二周目の三角関係、ってかんじだが、流石に夏夜さん大人げなさすぎやしないか? 美都子の(自称)保護者として面倒見るのは大事だし、それは恋人として嫉妬するとかじゃなくて受け入れるべきだろう。
大人と子供と三角関係
……でもまぁよーするに、美都子が自分の「子供として」の理との保護者関係と、「大人として」の理への恋心との折り合いに悩んでいるように、夏夜もまた、美都子を「大人として」=恋のライバルとして認識すべきか、それとも「子供として」=恋人の大事な被-保護者として理解すべきか、図りかねているのだろう。
正真正銘の「大人」である夏夜は、理に恋していて、理の恋人である、という1つのアイデンティティだけを有しているためにある意味で安定しているが、「子供」と「大人」のどちらの側面も持っている美都子は、その二面性に彼女自身も夏夜も当惑して葛藤している。この意味で、やはりこの物語の「主役(メイン)」は美都子なのだろう。
理も夏夜も「大人」だから、大人同士の恋はそういう点では分かりやすくスッキリしているが、明確に「子供」でもある美都子というキャラが三角関係に参入していることで、「これは恋"ではない"」という言い訳が使えてしまう。それゆえに、単純な恋のライバル関係(三角関係)にはならず、より面倒くさい様相を呈している。
「世界でいちばんNGな恋」とはなるほど、そういうことで(も)あるのか。自分でそれを恋だと認められない恋(=NG恋)が中心となって廻る物語。
最終話
最終話「日向に咲いた日陰草」
あっ、「最終話」を冠するんだ。分かりやすくて良いね。おそらく、このあと夏夜と美都子と理の三角関係を整理して、それぞれが一応納得できる落としどころを見つけたうえで、理は美都子の保護者として彼女の進学まで面倒を見切って、そのうえで夏夜と幸せになる……んでしょ?どーせ。
じぶんでお湯の蛇口調節できる銭湯ってあるんだな
理の自己評価が低すぎて、理の他者評価(ヒロイン達から)が高すぎて、流石にうざ~~こいつら、といっしゅん思ってしまった。丸戸史明のこういう三角関係シナリオを楽しめなかったらこれから自分はどうやって生きていけばいいんだ・・・
「友達」だったの? 理と美都子って。
夏夜さん、理を諦めてはいないのリアルでいいね
いや、どう考えても男3人衆が「茶々」を入れてくれることでどうにか成り立ってる会話/ハナシなんだよな
お~、逆に理だけが出ていって、夏夜と美都子、同じ男を好きなヒロイン同士で一緒に住み続けるのか。これは……丸戸の三角関係シナリオでよくある、男主人公が蚊帳の外になってヒロイン同士の濃厚で複雑な愛憎関係が描かれるやつ!!いちばん好みなやつ!!!不俱戴天やね 『アリスとテレスのまぼろし工場』でいう五実と睦実の関係(母娘関係)
理との恋愛関係、三角関係だけを取り沙汰するのではなく、「テラスハウス陽の坂」という共同体の尊さを再確認する。これも社会に開かれた関係を志向する、つぐみ寮やファミーユと同じものだ。しかも、今回はヒロインばかりでなく、ちゃんと男連中もいるのが素晴らしい。
草 共通の敵(元妻・麻実)を設定すれば瞬時に結託するヒロインたち…… これ、どうせ麻実のポジションに夏夜や美都子が収まったとしても同じだからな。可換
おー………… まじかw すべては夏夜を美都子に謝らせてわだかまりを解くために他のみんなが仕組んだ罠だったのか
こういうやつね~~ やるよね~~~ 自分のライバルはいちばんの理解者でもあるから、ライバル想いにもなれる。だって好きな人の好みが同じなんだから。
なんだかすっごく「丸く収まった」ぞ…… ちょうど理の貯金が尽きて家賃が払えなくなったから、という言い訳とか、見事に収支が合っている。
「ホームコメディ」だなあ…… 丸戸史明が描いてきたのって、突き詰めればすべてそれなのかもしれない。『めぞん一刻』
でも、夏夜にこんな意趣返しをした程度で美都子はすべてを赦せるのか? 好きな人が、別の女性と同じ部屋で暮らしているさまを同じ屋根の下で見せつけられ続ける暮らしに耐えられるのか?
理にとって美都子が「いちばん大事な女の子」であることは変わりない。恋人よりも養育者を取る。大人として、保護者として、当たり前だよなぁ
理の庇護欲と出生主義
でも、理がここまで美都子の保護者たることに入れ込むのは、理自身の挫折と自暴自棄の反動として、じぶんの人生を、じぶんではない、じぶんよりもまだずっと若い人の人生のために捧げられたら、どうしようもないじぶんが生きる理由になるんじゃないか……的な(無意識の)思考によるものな気がして、それはそれでけっこう不健康というか危ういよなぁと思う。
そういう自己犠牲と他者奉仕はけっきょく自暴自棄と変わっていないし、それでいて同時に、自分が生きるために赤の他人を勝手に「利用」して手段化・道具化しているとも言えるから。
……でも、それって突き詰めれば、一般的に、親が子供を作る根源的な理由(出生主義)と同じなんだよな。「大人」が、自分より若い/幼い人間(=子供)を、自分のこれからの人生を生きるモチベーションの推進として、つくりだす行為。子育てという "生きがい" 。出生行為とは原理的にエゴイスティックなものである。なぜならそこに子どもの意志はどうしたって介在しえないから。
こうして、恋愛(恋人)よりも養育(子ども)を優先した理は、社会的にいい「大人」であると同時に、「いい大人」が一般に有する出生主義的な暴力性・傲慢さ・グロテスクさも併せて獲得しているといえよう。
嗚呼…… またつまらぬ出生主義を語ってしまった……(反出生主義者の石川五ェ門)
理にとって美都子は「いちばん大事なひと」、夏夜は「いちばん必要なひと」。「どっちが上」かは「比べることがおかしい」。詭弁か正論か。
美都子を「愛娘」に、夏夜を「奥さん」に、そして自分を「愛娘にかまけて奥さんを相手にしない旦那さん」に喩える理。
ほ~ら、やっぱり『まぼろし工場』の五実と睦実じゃないか!! やはり三角関係の本質は親子関係なんだ!!! 丸戸史明が三角関係の恋愛と「ホームコメディ」を同時に描き続ける理由を完全に理解してしまったかもしれない…… そうか、丸戸史明って岡田麿里だったんだな!(?)
大 人 の 対 応
真の「負けヒロイン」は、実妹ヒロインとかですらなくて、実娘ヒロインか、それとも実母ヒロインのどちらかではないか……とか考えちゃった、ふと。
俺を追放したパーティが俺に戻ってきてくれって頭を下げてるから仕方なく戻ってやった ~やっぱり俺がしたことは間違ってなかった~ 編。
ファーーーーwwww 「負けヒロイン」の失恋の涙シーンが、男主人公の前で泣くのでも、ひとりで泣くのでもなく、サブキャラのお爺さんの前で泣くのかよ!!!!wwwww 『俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうか』の「モブキャラ」って上坂さんだったのかwwww このお爺さんこそが、本作の温水和彦だったんだな……最高じゃねぇか!!!wwww おもしろすぎる
4回目(5度目?)のHシーン。「直系1メートル」……傍系1メートルとかもあるのかな
相変わらず、Hシーンのスチルはそんなに良くないな。好みの画風ではない 立ち絵はけっこう好きなんだけどなぁ
草 「美都子のもとへ(家庭教師に)向かう理を恋人として責めなじる夏夜」の泣き芝居の台本を書く八須永クン……w やっぱこいつらがいてくれてだいぶ助かっている。「閉塞的な二者関係のロマンス」でも「閉塞的な三角関係のロマンス」でもなく、もっと開かれた「ホームコメディ」になっているのだから。
ただ、こうして夏夜と美都子が「和解」してドタバタホームコメディとなったことにより、本気のドロドロ三角関係愛憎劇にはなり得なくなった。夏夜と美都子が理を巡って喧嘩するとしても、それはそういうプロレス、じゃれ合いである。それが、楽しいといえば楽しいが、三角関係厨としてはやや残念にも思う。もっとシリアスに、本気でバチバチにやり合ってほしかった。→それがWA2なのだろう……
草 ほんとコメディ書かせたら一流だな・・・
夏夜√おわり!!!
……なるほど。最後はわりとサクっとハッピーに終わった。
√感想まとめ
夏夜√の所感としては、三角関係ホームコメディとしては楽しく面白かった。が、それこそWA2やパルフェの一部√のように、男主人公じしんの罪が徹底的に糾弾される展開にはならず、けっきょく夏夜も美都子も、2人ともをそれぞれに好きな理のことを愛していて「赦す」。どいつもこいつも、とにかく理に甘い。それが、どこか茶番に見えて刺さり切らなかった大きな理由ではあると思う。「茶番」=コメディなので、やっぱりそういうものとしては非常によくまとまっている名シナリオだとは思うけれども。
夏夜さんは付き合い出しくらいまではめちゃくちゃ可愛くて魅力的で大好きなキャラクターだったが、(Hシーンのスチルが好みではなかっただけではないと信じたいが)√に入ってからはとにかく甘々ベタベタな姿を見せるため、やや好みから外れてしまった。美都子を一番に大事にする理に耐えられずに美都子に大人げない意地を張ってしまうのとか、でもなんやかんやで美都子とのことも赦してしまうのとか、色々と真面目に考え出すと納得いかないところは多い。マジで良くも悪くも「茶番」なんだよな。
ただ、つぐみ寮やファミーユからの明確な差異にして進歩として、男主人公やヒロインが暮らすテラスハウス陽の坂は「ハーレム」ではなく、理の他にも3名の男性キャラが住んで、ガッツリ最後まで登場してくる特徴があり、これは素晴らしいと思う。
ホームコメディのための単なる賑やかし要因といえばそうなんだけど、ホームが「ホーム」たり得る理由の少なくない部分は彼ら3名の存在に因っている。彼らが「茶々を入れる」からこそ、理とヒロインたちとの三角関係・恋愛痴話がしっかり「ホームコメディ」になる。
三角関係モノでお決まりの、失恋したヒロインがそれまで堪えていたのを決壊させて号泣するシーンが、まさかの喜兵衛さんに見守られながら、というのがめちゃくちゃ良い。そのポジションあんたかよ!!と。
決して二者関係に、三角関係に、ハーレムに「閉じない」こと。部屋の壁が薄いこと。これこそがこの物語のいちばん肝心なところではないかと、1ルートをクリアした今のところ、思う。
とはいえ、この「夏夜√」が、どこまで夏夜√に固有のものだったのか、どれだけが共通パートだったのか、現段階ではあんまり想像が付かない。そのため、以上の点はなにも夏夜√に限った話ではなく、本作のシナリオ全体に言えることかもしれない。
真面目に冷静に物語を検討していくと、それこそ「理が美都子の保護者を自称している」時点でおかしい、ということになってしまう。ので、そこは「コメディ」(=エロゲ)だからと割り切って読んでいったほうがいいのだろう。やはり、つくづく本作は周到に練られた「茶番」として読むのがいちばん良いと思う。
センターヒロインであるところの美都子√は最後に、そしていちばんハナシが重そうでこじれてそうで楽しみな元妻=麻実√もまだ置いておいて、次は姫緒√かな~~ 今のところいちばんどうでもいいヒロインではある。めっちゃチョロそう。すぐ理に惚れそう。でも具体的にどういう話になるのかはさっぱり見当がつかない。夏夜のようにテラスハウス陽の坂に入居してはこないかなぁ。。 美都子との三角関係は描かれるのか、それとも一転、描かれないのか。
まえ
つづき