【夏はエロゲ】『水夏』プレイ日記④~第4章~
続いています。
本編としてはいちおう最終章の第4章のプレイレポートです。
・プレイレポート
・第4章
2001.7.15
稲葉宏。メッセージウィンドウ形式。常盤村に来てから一週間。序章の続きだ。
7.16
このギャグが滑ってるかんじもはや懐かしいな…… 2, 3章はそういう語り手じゃなかったから。
名無しの少女(お嬢)の腹話術で黒猫:アルキメデスが話していると思い込む宏。お嬢と同時に喋れば誤解は一発で解けそうだけど、「同時に喋る」のはノベルゲームの形式としてかなり難しい。アルキメデスはCVが無いし。
妹:ちとせ 心臓の病気で学校にもいけない。
あっ、巫女さん……伊月久しぶり! 1章は7.20から始まるから、まだ成仏していない
宿からすぐ海が見えるのか。あの神社裏手の崖の草原以外に、常盤村の海の風景を見ていないのだが。
「ぶちむかつく!」 山口弁か。
えっ、この眼鏡のお姉さん、千夏さんじゃなかったか。野球観戦好きで贔屓の球団がある
七条華子(ななじょう かこ)……序章でも一瞬言及されていた。はなこが本名なのか
華子と宏は異母姉弟!? 「だから、攻略対象じゃない。ほんとだぜ?」 メタネタだ
7.17
危篤の父親(稲葉家当主)は正妻との間に子がなく、愛人との子が華子、使用人との子が宏とちとせ。
華子がどこで寝泊まりしているかは不明
7.18
もうすぐ待ち人が来る予感がすると語る伊月。あと2日だぞ
駅前のベンチで寝る華子 ええ……
ヒロインが最後に死ぬアニメを見て放心するお嬢 不穏だ……
7.19
宏は父親の本妻に嫌われていたため、母(父の使用人)の死後、施設に送られた。父は同情的だった。
宿で女将さんを呼ぶ声は誰なんだ。家族?
7.20
ヴィーガンっぽくて野良犬に懐かれるお嬢。動物の命に敏感
お父さん、息を引き取る
7.21
父親が死んだのに悲しくないことに悩むよくあるやつ
7.22
お嬢とちとせで分岐するのか?
7.23
近所の犬、雑に死ぬ
メデスが自分の作られた経緯を少し語る。メデスはかつて、ある病弱の少女のために、その姉によって作られた。姉は不器用だったので火星の猫のようになった。少女はメデスに鎌を作り、死神が来たら先約を名乗って追い払って貰おうとした。しかし少女は死んでしまった。
明らかに、ちとせと華子のよう。華子と千夏の関係も気になるし、生まれ変わり的なもの?
7.24
透子でてきた。華子とは友達らしい。えっ、良和まさか死んでる? 前章のバッドエンドを引き継いでいる?
暗に透子のことを宏に語る華子。前章を相対化していく。
7.25
今度は旅館なるとの女将さんかよ。小沼桐子さん
7.26
BLEACHはじまったな 2001年ってまじで同期じゃん
頭に鈴を付け、いつもちっちゃいマスコットのようなものを連れている死神……十一番隊隊長かな?
妹がじき死ぬってのもブラフか……?
え? バッドエンドってかゲームオーバーやん!! 眼の前のヒロインをないがしろにすると即アウト
うーん……今のところ、正直お嬢にそんなに思い入れないしな…… 女将さんが雑に死んで哀しいのと、妹も死ぬかもしれないってのに、目の前の死神少女への素朴な好意・憐れみを深めていく主人公に共感ができない。お嬢が嫌いなわけではないんだけど……
7.27
やっぱあの崖沿いの海しかないんだ
7.28
>ちとせの元へ行く
7.29
7.30
風呂場でロリキャラに教えるやつ、こんにゃくの静を思い出すな
7.31
華子ではなく千夏
>ちとせのために手をとる
けっきょく宏も幼い頃にお嬢と出会ってるパターンなんだな。それも、事故で死にかけて命を半分もらって救われている
8.1
8.2
シーンがカットされた。お嬢の選択肢を選んでたら見れるのかな
ええ……終わった。
ぜんぜん最後のほうよくわかんなかった。これちとせじゃなくお嬢を選んだほうの√でいろいろ説明あるってこと? 無いとマジでわからないまま終わってしまう。千夏はお嬢の魂の片割れで、宏・ちとせ・お嬢の3人が仲良く過ごしていることに嫉妬と疎外感を覚えていた?
最後、ちとせでもお嬢でもなく千夏の精神を救済するかんじになってて完全に置いていかれた。宏はちとせをお嬢(千夏?)から救うために自害して、代わりにちとせとお嬢はふたりで生き残れたのかな。それとも宏だけが生き残ったのかな。なんもわからん。
スタッフロール後もまだ続くらしい。
華子視点でのエピローグ。ビジュアルノベル形式に戻っている。
他の章の人物とすれ違う。3章の透子と一緒に歩いている人物を見せないところは、どちらの√でもあり得るようにしているのか。
宏、ちとせ、お嬢の3人とも生き残って屋敷に住んでいるようだ。
・別エンド回収
7.28
>お嬢の元にいる
>それでもお嬢のことが好きだ
妹が病気を克服するための一世一代の手術を受けているときに別のちびっこと行為をする。これぞエロゲ
昭和20年!!! ここにきて死神設定と戦争が結びつく
稲葉春樹=宏の祖父。終戦当時はまだ少年だった。
なるほど。まだ人間だった頃に自分を看病してくれた姉の記憶も含めて忘れようと切り離したころで、千夏は華子の姿を取るようになったのか。
よくある、転生して今度は死神ではなく人間として再会エンド
どうやらまだ別の未回収エンドがあるらしい。が、とりあえず4章一区切りということで。
・プレイ後の感想
……面白くなかった!! 病弱妹と謎の死神少女、どちらのそばに居てやって助けるべきか、とダブルヒロインを天秤にかける凡庸なシナリオ。特にお嬢がそこまで好きになれなかったので、まったく感動も何も出来なかった。そして終盤ではふたりだけでなく、姉の華子に乗り移った千夏や、そして主人公の宏自身がお嬢の魂・命を分け与えた「忘れ物」だったことが発覚し、さらについていけなくなった。要素としては映画『青春ブタ野郎は夢見る少女の夢を見ない』に似ていた。ファンタジックでスケールのデカいお涙頂戴の設定を足し合わせる、自分がもっとも苦手な展開。最後には疑似タイムリープまでするし、この夏の世界にふたりだけ、とセカイ系みたいなことにもなっててワロタ。
2つのエンドを読んでも、まだいまいちよくわからない部分もあるが、それを知ったところで評価がひっくり返ることはまず無いだろうと回収モチベが失せている。千夏に語りかけていた括弧()の人物は誰なんだ。
ええ…… ぜんぶで4エンドあって、すべて回収するには1章から2周しなきゃいけないとか……昔のエロゲって感じだ……
・つづき(ラスト)です↓