「社長の熱」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
社長のあなたは事業にどれだけの情熱をささげていますか?あなたの社長は情熱を発して仕事に邁進していますか?
立派な理念も、素晴らしい戦略も、優秀な人材も、高価な設備があったとしても、トップである社長に情熱がなければ、電源の抜けた機械。バッテリーの切れたスマホです。社長の情熱無くしては、人は動きません。
こういうと、社長自ら現場で働くことと間違える人がいます。それは全く違います。社長の熱とは、「不安を克服する熱」のことです。未来のことが分かる人はいません。未来のことを不安に思うから、従業員は思考停止をして、足がすくんで前に進めなくなるのです。そして現実逃避に走ります。そして、会社への不満を言い訳に仕事をしなくなるのです。それは、従業員が悪いわけではありません。従業員を不安にさせた社長に原因があります。言い訳を言わせた社長に原因があります。
新たな仕事に対して、出来ない理由や「エーッ」という否定音から発する従業員が多い会社は、社長に情熱がない会社です。その状態で仕事を続けても良い結果は得られないでしょう。従業員は「やらされている」と思うからです。戦場ではすべてを俯瞰した社長が命令を出し、自ら出陣はしません。兵士は社長の言葉を信じて、言われた方向に邁進するしかありません。それを「エーッ」と思ってやっていれば勝てる道理はありません。結果的にお客様に迷惑をかけることになると思います。
昨年、私が独立後に一緒に営業周りをしている同業社長がおっしゃっていました。「2020年は仕事がないことで、社内も暗かったけれど、シンジさんと動いて仕事を作って行ったら、社内が明るくなった。やっぱり社長の影響は大きいですよね」本当にその通りなのです。
親が不安な顔をしていれば、子供も不安になる。社長が不安な顔をしていれば、従業員も不安になり、将来を悲観して辞めていく。逆に社長の熱が伝われば、従業員はやる気に燃えていくのです。不安など燃やし尽くす程の情熱が必要なのです。そして、エネルギー不足になったら、休んで充電するのです。それをやり続けるのが経営です。コロナや不景気など言い訳にはなりません。国に助けてもらうのではなく、社長が何とかするのです。
過去は変えられないけれど、未来は変えられるのです。未来には不安とともに希望があるのですから、その希望を取りに行くには「笑顔」でなかればなりません。
絶対に会社を守る。従業員を守る。そのような情熱と覚悟がある社長の下には、希望が転がり込んでくることは間違いありません。みなさんも、前向きに経営に情熱を燃やしてください。そうすれば、従業員と一緒に笑える日が必ず来ます。諦めずに心を燃やせ!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ