「断らない」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
社長であれば、仕事の話を頂いたら、まずは断らない。検討するに決まっている。現状の負荷がいっぱいでも、外注や社内を整理して出来ないかを検討するのが普通だ。
ところが、従業員は断る方が多い。なぜなら、仕事が少なくても給与は変わらないのだから、暇じゃなきゃ良い。仕事は多過ぎない方が良いと考えるのが普通だ。だから、仕事を請けるか否かは、従業員に決めさせてはいけない。そこにインセンティブのない人に決定権を持たせるのは、愚の骨頂だ。
従業員に何かを挑戦させるときも同様だ。「このプロジェクトやってみてくれない?」と抜擢すると、大抵の従業員は「えっ!自分にはちょっと無理です」と腰が引けるものだ。そうしたら社長はこう言ってやれば良い。
「あっそう。じゃあ、これはBさんに頼むよ。君はみすみすチャンスを逃すってことだよね。Bさんを呼んできてくれる?」
これを言われて、「ちょっと待ってください!」と言えば、それで良し。そこで引き下がってBさんを連れてこれば、Bさんにお願いをすればいい。社長は、A,B,C案まで考えてから、従業員にオファーすべきということだ。絶対に「断らない」社長と、断る選択肢のある従業員では、考え方が違うってことだ。なるべく断りたくなくなるような施策をめぐらせるのも、社長の腕の見せ所だろう。是非、「断らない」従業員を育てよう!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ