「精神力」

第1,435回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人には体力の他に「精神力」というものがある。「気力」と言うこともあるだろう。ではその「精神力」とは何であろうか?
 人は肉体的に辛いことは気にするが、何よりも内側から湧き出るエネルギーがなくなれば、体は維持できないのだ。それが「精神力」なのである。だから、「精神力」は極めて重要なのだ。
 こう言うと、「やる気」とか「気合い」などと根性論だと思われがちだが、そうではない。昔、タバコの火を押し付ける根性焼きなどというアホなことがあったが、そういうバカげたことを言っているのではない。あの火傷は20年程残っていましたよ。
 人類の歴史は争いの歴史だ。体力、暴力が一時的に勝つことはあっても、それが永遠であったことはない。最終的には「精神力」の勝った方が勝つのである。何事も、まずは心が負けないこと!それが大事なのである。

 例えば、お客さんと価格の相談をしているとき、「他社はこの値段でやるって言ってますよ!」という言い方は常套手段だ。この程度のことで動揺してはいけない。「そうなんですか!うちは他社より高いですか!それだけ給与が高いってことです!従業員のためになっているじゃないですか!賃上げが必要だって政府も言ってますよ!その分を支払ってくれなきゃ、下請けいじめになりませんか?冷静にそのくらい言えるような「精神力」がなければ、社員を守ることなど出来ないのだ。
 例えば、マージャンをしているとき、他人が上がったときに動揺せず、自分の流れに引き込むためには、強い「精神力」を持って、相手のペースにはまらないようにするのだ。相手がツモれば、振り込まずにラッキー!と思う。相手がマンガンで上がったら、自分はハネマンで上がれば良い!と思えば良いのだ。そして、自分のペースに相手を引き込むように、リーチの時やツモったときには大きな声でアピールをして、相手を動揺させることも重要だ。そういう「精神力」があれば、自分のペースに持っていき、面白いほど牌(ハイ)が集まってくるのだ。
 例えば、他社から民事訴訟で訴えられた時、訴状を初めて見たときには、誰でもかなり動揺する。偽物であって欲しいとさえ思うが、そんなことはあり得ないのだ。すぐさま対策を考えるべきなのだ。そういうときこそ、感情的にならずに冷静になる「精神力」が必要だ。

 すべては、「精神力」の強い者が、その場を支配できるのだ。いついかなる時もそれを忘れてはならない。相手への遠慮があるときもあっても良いが、どこかで自分を出さなければならない。そのチャンスをきちんと見て遠慮と、出るべきところを見極め、強い「精神力」で生き抜かねばならない。失敗をしたら、経済的に損をして謝れば済むことだ。命取られるようなことなど、資本主義の世ではないのですよ!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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