「先の先を読む」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
何かを行うと、「こうなるかもしれない」と先を読むのは通常だ。だが、目先の効果だけでなく、更にその先を読むことが本当の意味での「考える」ことになる。
コロナのまん延を防止するため、自粛要請を行うのは分かる。しかし、それに伴う経済的打撃で死亡してしまっては、元も子もない。効果の先の先が見えていなかった結果だ。
それならばと、売上の下がった企業に助成金をばらまいたところで、人数の少ない企業なら多過ぎるし、人数の多い企業では雀の涙の助成金では、まったく意味がない。更に、コロナに関係のない企業まで助成金などで延命しているから、本来倒産すべき企業が私達の血税で生き残っている。それもまた、目先の効果しか先読みできず、「先の先を読む」思考能力がなかった結果だと分かる。
インドを支配下に置いたイギリスは、ニューデリーに猛毒のインドコブラが増えていることを問題視し、コブラの死体に懸賞金をかけたそうだ。目先の効果はあったが、当然のことながら、インド人はコブラを養殖して殺し、イギリス政府から金をとる方法を行ったそうだ。目先の効果のその先を読めていない政策は、かえって事態を悪化させるってことだ。
ゴキブリが出たからといって、ゴキブリホイホイを買った友人のボロアパートへ遊びに行ったら、ゴキブリだらけに驚いた!目先の対処で、近所のゴキブリを集めてしまっていたってことだ。あなたのその対応は、ゴキブリホイホイになっていないだろうか?
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ