「睡眠」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人は生まれてから死ぬまでの間に、どの程度の睡眠をしているか考えたことがありますか?人は実に人生の半分近く寝ているのです。そう考えると、驚きませんか?
 例えば、100歳まで生きたと仮定して、赤ん坊の時は1日の大半を寝ています。子供の時でも睡眠時間は約10時間です。大人になって睡眠を減らしても。年を取るごとに睡眠時間は伸びていきます。老人になると赤ん坊と変わりません。ザックリ計算すると、寝ている時間は合計で約347,115時間です。100年間の持ち時間876,000時間のうち約40%にもなります。きっと、昼寝や休日の惰眠などを含めると、もっと多いでしょう。更に食事の時間、トイレやお風呂。普通の生活時間を加えると、1日24時間のうち約半分が生きているだけで費やされていることになります。
 要するに、睡眠時間が問題なのではなく、100年の人生は長いようで、実際に私達に出来ることは50年分の時間しか持ち時間がないということです。何歳まで生きられるか分からないことを考慮して、私は、1日は12時間だと思うのが正しいと思っている。そう考えると、時間を無駄には出来ないことが分かる。

 よく言われるのが、「セミ」は地上に出てから約1週間で死んでしまう。はかない命の代名詞として使われる。でも土の中で幼虫の状態で7年も生きているのです。単に1週間で子孫を残す、それだけのために地上に出てくるのです。そして、大きな声で叫ぶのです。「私はここにいますよ」と。命付きまるまでに交尾をして、卵を産まなければならない。それこそ、寝ている暇などないのです。
 ヘビやカエルなどの変温動物は冬眠をします。これは寝ているというより、仮死状態になっているのです。体温が下がることにより、活動が低下しているのです。哺乳類の冬眠は、本当に眠っていたり、起きていたりと、仮死状態ではありませんが、エサの少ない冬を、エネルギーを温存してやり過ごす、という意味では同じです。

 睡眠が大事と分かっているのに、この本を読み終えたい。このゲームが終われない。この動画を見だしたら止められない。そして夜更かしをして、次の日の朝苦しい思いをするのではないでしょうか?誰でも経験のあることだと思います。
 夜更かしをしてしまい、睡眠を十分にとらないと、思考するための脳の動きが鈍くなります。集中力も低下します。勉強や仕事に身が入らなくなります。そのため、睡眠時間は是が非でも確保するようにしなければならないと思っています。私は遅くとも10時半、早ければ9時半には寝ています。眠れなくて苦労することもありません。眠ることはとても大事なことだと思っていますから、気を失ったかのように、泥のようになって寝ています。そして3時半より前に必ず目が覚めます。
 若いうちに色々な誘惑に負けて、睡眠を削って遊ぶ習慣をつけてしまうと、後で苦労をします。ここで自分に負けない人は、結果的に何がしかの成果を出す人になるのだと思います。
 勘の良い人はもうお分かりだろう。幸せな人生を送る努力とは、8時間の睡眠。8時間の仕事。実際には2時間ほどの残業があり、通勤時間や生活時間があるので、自分に残された自由な時間は、毎日1~2時間程度だ。それをどう使うかで大きな差が出る。あなたが生きた証が残るか否かが決まる。
 今夜も安眠できるよう、必死に仕事をしましょう。そしてネクタイを取ってOFFモードになったら、安眠が出来るのです。とても素晴らしいことだと思いませんか?

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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