「成功と失敗」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 世の中には、成功する人と失敗する人がいます。その違いは何か?ご存知でしょうか?例えば創業して成功した友人がいると、たいていの人はこう言います。
 「彼(彼女)が会社を成功させたんだって?やっぱり彼(彼女)は以前から優秀だったからね」「他人とは違う視点を持っていたよね」などと言う。
 逆に、会社を倒産させた友人がいたとすると、たいていの人はこう言います。
 「彼(彼女)が会社を倒産させたんだって?やっぱり彼(彼女)は以前から間抜けだったからね」「そんな器じゃなかったよね」などと言う。

 人の印象とはかなりいい加減なもので、その場の状況により、過去の印象も上書きしてしまうのだ。
 友人が成功すると、「ああ、彼(彼女)は優秀だったから成功したんだ」と自分の脳が思いたがるのです。それを単に「運が良かっただけだ」とは思わない。そう思ってしまうと、運が良くなかった自分が切なくなるだけだからだ。実力ゆえの結果と思うことで、自分を納得させている。
 しかし、現実はほぼ「運」で決まっている。だから、会社を倒産させた友人は、運がなかっただけで、実力は成功した友人とさほど変わらないのが現実だ。それなのに、大抵の人が倒産せた友人のことは「実力以上のことをやろうとしたんだ」と思って、自分はリスクを取らずにサラリーマンを続けていたことに安心し、自分を納得させているわけだ。人間の心理とはそういうものだし、人間の脳はそういうものだ。
 つまり、成功と失敗の違いは、それほど大きな違いはないということなのである。そして、それを決定づける最大の要素は、畢竟(ヒッキョウ)運である。しかし、その運をどうとらえるかで、人の人生は大きく変わる。
 現状維持で動かない者は、時代の流れに取り残されて行く。運を得るには、行動しなければ何も変わらない。スピードを重視し、まずはやってみる。上手くいったら、仕上げていけば良い。失敗したら、すぐに方向転換をする。スピードある行動が、成功の秘訣です。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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