「納得」
第1,411回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
人が相手を説得し、「納得」してもらうことは基本的に出来ないと思っている。相手は「納得」した振りをするだけだ。本当の意味で「納得」させることは感情が許さないからだ。だが、ある程度理解させることは出来る。
人は基本自分が正しいと思っているので、説得されても頑固になるか、聞き流して「納得」などしない。説き伏せられるのは、負けているように思えてしまうからだ。他人であればオトナな対応もできるが、家族だと感情的になりケンカになることもあるのだろう。
あなたの給与はどう決まっていますか?これを明確に出来る人は少ないと思う。だから、その金額に「納得」している人も少ないはずだ。ではどうしたらよいのか?ある程度のルールと抽象的ではなく、具体的な評価方法を決め、計算で評価ができるようにすべきだ。抽象的な決め方では「納得」感は得られない。具体的な内容で数値化すれば、満足はしなくても「納得」は出来るものだ。
ものを買うときも同様だ。それを買おうと思うのは、しっかりと「納得」した時とは限らない。衝動買いをしてしまうことも多くあるのではないだろうか?買うときはその気になっていたのに、買ってから着なくなった服。使わない道具など色々ないだろうか?「納得」した気がしていて、実は感情的に買ってしまうことが多くあるものだ。
逆に「納得」出来ずにジレンマに陥る部分もある。一般的な民間企業では、皆自分の責任で生きている。失敗をすれば罰金を払って、もしくは懲役や禁固など償いをするのが普通のことだ。ところが、公務員は個人で責任を負うことはなく、国が肩代わりをする。つまり国家損害賠償以外にないのだ。その時点で不公平感は否めない。そこに国民の「納得」があろうはずはないのである。
選挙もそうだろう。「納得」のいく候補がいないから、消去法で適当に投票していないだろうか?もしくは投票にすらいかないこともあるのではないだろうか?「納得」がいかないのは、政策や公約を読んでも、その人の人柄が分からないから、信用できないと思うのではなかろうか?それならチャンスですよ!候補者について調べ、言葉を交わす機会を探せば、きっと興味を持って真剣に考えることが出来ます。
お勧めは何かの政策について、自分の意見を持つことです。そして、同じ考えの候補者を推すのです。他の部分が考え方が違っても良いのです。所詮は他人だ。1つでも考えが同じならそれで良いではないですか?
私は経済政策に絞って候補者を決めています。いまは不景気なので、デフレを吹き飛ばして周回遅れの日本を飛躍させるには積極財政で国債をバンバン発行する候補者を支持しています。マクロ経済を理解できない候補者や貸借対照表の読めない候補者は、他にどれ程良いことを掲げていても、何党であっても選択しません。そうやって絞っていけば、必ず「納得」できる候補者は見つかるはずです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
社長のお金持ちセミナー「シンジ塾」
数字アレルギーのあるあなたに!絶賛開催中!
https://shinjijiku.hp.peraichi.com
シンジ