「ビジョン」
第1,437回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
国や会社が未来に何を残せるか？その「ビジョン」を描けなければ、経営者としても政治家としても失格だ！人々は豊かになろうと、夢のある未来を思い描いて生きていく権利がある。そのような「ビジョン」を掲げる人に、人はついていくものだ。
一方で夢を食っているだけじゃ生きていけない現実もある。会社は収益をあげなければならない。「ビジョン」だけでは生きていけない現実もある。だから、会社の借金はきちんと返済していかなければならない現実がある。
ところが、国債は別だ。そもそも借金と思うことが間違いだ。すべて増税のためのプロパガンダで幻想でしかない。借金であれば返済が必要だが、国債は日銀が購入している限りは、まったく問題なく回り続けるものなのだ。
日銀は政府の100%子会社だ。国債の償還で政府から利息をもらい、日銀が儲けた分を政府に配当しているのだ。政府に支払われた償還金と同額が、配当として支払われているので、実質利息は支払っていないことになっている。
そもそも、税は財源ではない。国民が困っていたら通貨を発行して助けるのが政府の役目だ。それを放棄して、プライマリーバランス収支を黒字化するということは、国民から搾り取るという政策だ。消費税を導入してそれを35年間やってきた結果がいまの日本の国際競争力の低さだ。緊縮財政をすると国が貧しくなることは、もう証明されたじゃないですか！まだ、緊縮財政の政府与党に投票するのですか？こんなことをしていて未来に素晴らしい「ビジョン」は描けますか？いまの政府が「ビジョン」を見せてくれていますか？国民はメディアに騙されず、目を覚ました方が良い。
国の借金を返済すると何かいいことが起こるんですか？国民の95%が貧困になって、中小企業が全部潰れて、何かいいことが起こるんですか？誰にとっていいことが起こるんですか？どんな「ビジョン」があるのか？教えてください！
複式簿記では、負債だけが増えるということはあり得ないのだ。国債で負債が増えたら、そのぶん通貨が発行されているから、流動資産が同額増えているのだ。それを借金が！と言えますか？
会社も同じなのだ。国のように通貨発行益はないけれど、先に与えるのが正しいのだ。これだけ稼いだから、それを分配します。という経営に未来の「ビジョン」は描けますか？それは順序が間違っているのだ。まずは「ビジョン」を示す。そこに到達すると、こんな未来が待っています！と秋の収穫を夢見て、春と夏に必死に働いてもらうのだ。そして、収穫が得られる秋になるまで、会社は借金をしてでも従業員に支払い続けるのだ。秋の収穫に期待をして。
だから、まずは与えるのが先だ。先に奪おうとするから、会社は暗くなる。未来の「ビジョン」はなくなる。会社が面白くなくなる。将来が不安になるのだ！
国も同じだ。国民から搾取せず、未来に残すべきは素晴らしいインフラなのである。橋を道路を、上下水道をガスをインターネットを完備させて、電柱を地下に埋めれば、将来の日本には大きな「ビジョン」が描けるではないか？
いまの政策のように、いまあるお金で何とかしようとして小さくなっているだけだから、奪い合いになって、全員が貧しくなっているのだ。そんなバカな政策は即刻やめるべきなのだ。足りなければ、借りてきて分け合えばいい。必要なところに使うということは、バラマキではない。使い方が下手な奴はクビにすればいい。代わりはいくらでもいる。100回政権交代をすれば、少しはまともな政治家だけが残るだろう。国民にできることは唯一与党に「ノー」を突き付けることだけなのだから。
その先の未来に「ビジョン」を掲げられているのか？借金を返すことや、今月の稼ぎにやきもきしていることが、本当に幸せなのか？そこに楽しい未来の「ビジョン」はあるのか？答えは実に単純なことなのですよ！先に与える胆力のない人、「ビジョン」を描けない者は、市場から消える以外にないのですよ！特に理解の及ばない昭和の人はもういらない。私達には未来があるのですよ。その未来は自分たちでつかみ取る。ジジイ大国はもうやめよう！みらいの「ビジョン」を描けない老人は口をつぐめ！
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ