「好き」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人を好きになる。趣味を好きになる。アイドルを好きになる。ペットを好きになる。色々な好きがありますが、好きという感情はどのようなものなのでしょうか?
 ペットやアイドルは、自分が一方的に好きになる。趣味は何かのきっかけが必要だ。では人はどうだろう。異性でも同性でもそうだが、その人を好きになるのは、やはり共感するところがある時なのではないでしょうか?
 想いが同じとき。趣味趣向があう場合。笑えるポイント、怒るポイント、泣けるポイントが同じ人。ああ、この人良い人だなって思えた時ですよね。また会いたい。また話したい。一緒にいて楽しい。勉強になる。楽しい。色々な理由があるでしょう。何かよくわからないけど、とにかく好きってこともある。
 人は一人では生きていけない。だから、必ず好きな人が出来るのです。その好きを大切にしたいけれど、維持するのは意外と大変だ。環境や状況の変化で、付き合う人は変化していくから。
 人を好きになった時、注意しているのは、その人に依存しないことだ。私は家内に依存してしまって失敗したが、他の人には依存しないようにしている。なぜなら、こちらが勝手に好きになるのだから、相手の気持ちを無視することになるからだ。共感することが多くても、常に自分と同じとは限らない。相手の都合もある。そこはたいていの方は分別がつく。だから、私も分別がつくように、気をつける。
 異性の場合は意外と簡単だ。自分か勝手に好きになることは簡単だし、不思議と好きじゃ無くすこともコントロールできる。1ヵ月以上も恋の熱が続くということは、ほぼあり得ない。だから、熱が冷めてから、冷静に見つめ直すと、これ以上好きになるのをやめることが可能だ。実に面白い。いまではなくて、当然若いころの話だ。
 その自分の好き規制コントロールのリミッター解除が、私の場合結婚だったのだ。だから、結婚した時よりも、年を追うごとに、家内のことが好きになって行ったわけだ。そして、盲目になってしまったわけでもある。
 好きという感情に飲み込まれ、制御できなくなると、やはりロクなことにはならない。きっと、自分より先に死ぬペットや、手の届かないアイドルを好きになるのが、一番良い関係なのだろうと思う。
 「好き」という感情には、「好かれたい」という欲求もある。自分が相手を好きになっているのだから、自分のことも好きになって欲しい。ギブアンドテイクの関係を求めるわけだ。きっとそれが、おかしな感情を引き起こすのだと思う。ストーカー行為のように。「好き」という感情は、本当に危険なものだ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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