「年金受給額」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,187回です。

 あなたの「年金受給額」は、あなたの納めた年金額が、分割で戻ってくる。そう思っていますか?もしそうだとしたら、あなたの受け取る金額はあなたの頭の中にある金額の半分と思った方が良い。

 例えば、43年間会社員として勤め上げ、65歳から年金生活に入ったとしよう。年収にもよるが、仮にいままで納めた金額が2,000万円と年金定期便に書かれていたとする。その場合毎月の受給額は、基礎年金が6万円。厚生年金が14万円だった場合、月々の受給額が20万円となります。つまり2,000万円をペイするには10年間生き残れば良いのです。75歳まで行けば、元が取れる?そう考える人が多いでしょう。実は5年でペイできるんですよ!
 でも死んだらそれで終わりです。受給年齢は引き上げるのではなく、60歳になったらすぐもらうのが正しいです。

 忘れてはいけない。従業員が受け取ることが出来る「年金受給額」の半値は、会社が支払っているのだ。本人負担が少ないように見せかけて、半分は会社が払っているという事実をなぜきちんと公言しないのか?と思う。
 例えば、いままでに納めた金額が2,000万円だったとしたら、その半分の1,000万円は会社が支払っているってことです。ところが、年金定期便には、そんなことは書かれていない。いままでの納付した月数と納付額から、受給を始めた場合の月々の金額が書かれているだけだ。まるで従業員が自分で納めたかのように書かれている。年金機構はそれをさも当然かのように、月々の金額を書いているだけで、会社が半値を払ってくれたことなど、1mmも記載しない。だから、誰も会社に感謝などしないし、当然の権利だと思い込んでいる。それをあおっているのが、厚生労働省と年金機構なのだ。
 厚労省は鼻が高いだろう。だって、財務省に対して消費税の6倍近い金額を国民から社会保険という名の税金を搾り取っているのだから。
 当然税収ではないので、その一部を国民に支給という形で返還しているが、国民のお金を、あたかも自分達が出しているかのように支給するのはやめて欲しい。まるで、他人からの頂き物を、自分で買ってきたかのような顔をして、別な他人に贈答しているようなものだ。格好悪いことこの上ない。

 年金などあてにならぬものなのですよ!もらうつもりでいるから、くだらない「年金受給額」に踊らされるのです。そもそも、半額は会社が支払ってくれているという事実を忘れちゃならないですね。その不義理は必ずあなたの身に降りかかるでしょう。
 それ以上に、会社が支払った保険料を、まるで国が支払っているかのように見せて、国民を騙しているような連中は、盗人猛々しい(ヌスットタケダケシイ)としか言いようがないですね。他人のふんどしで相撲を取らないで欲しいものです。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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