「一生の恥」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」という「ことわざ」ありますよね。これは何度体験しても、「やっちゃったなー」と思うことだ。素直に聞けばいいものを、自分の下らないプライドで聞けない。そんな経験はみなさんありますか?
特に多いのが、仕事においてだと思う。その場で「なんで?」聞かずに「理由は自分で突き止めてやる」的な、その方が正しい。という思い込みから聞けなくなることって多いように思う。
そんなの当然だよね。という内容を、当然らしいけれど、実は知らない。知らなくても、ごまかして行けるから、結局調べない。人にはいまさら聞けない。でも思い切って勇気を出して聞いてしまえば、その時だけの恥で済むのに、それが出来ない。そしてきっと、一生の恥に思うのは自分自身ってことだ。
小学生の時、円周率というものを教わった。3.141592654・・・割り切れずに無限小数があることは理解できるが、どのような式で円周率を求めるのか?学校の先生に聞いた。しかし、小学校の先生は応えることが出来ず、「3.14と覚えなさい」と教えた。私は納得がいかず、中学校へ行った時に数学の先生に同じ質問をした。その先生は「そんな問題はテストに出ないから必要ない」と言った。それが公立学校の教師の実態だ。
結婚後、すべて私立の進学校へ行っていた家内に聞くと、「えっ?それは中学校の入試問題に出るよ」とのことで、スラスラと図と式を書いてくれた。因みに家内は数学が最も苦手な文系女子だ。家内に教わるまで分からなかった私も恥だが、一生の恥を背負っているのは、公立学校の私の教諭だと思う。
恥に思うのは、自分自身であるなら、自分の心次第ってことだ。一生背負っていくよりも、他人の前で恥をかく方が楽じゃないだろうか?しかも傷つくのは自分の小さなプライドで済むのだから。どんどん恥をかいて行けば良い。そのうち誰も、なんとも思わなくなる。その一歩を踏み出す勇気がなく、一生背負っているものはないだろうか?自らの胸に聞いてみたいと思う。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ