「報連相」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
良く言われる言葉だ。「報告」「連絡」「相談」でホウレンソウと言う。そんなことは知っている人が多いし、従業員に「ホウレンソウしろ!」と口を酸っぱく言っていることだろう。だが、その報連相がなかなか出来ないのも事実だ。なぜ出来ないか?
報告すると叱られるから、報告がしにくい。それは上司が報告をきちんと傾聴し、仕事を叱らず、人を叱るからです。上司が悪い。
相談しても解決しないから、相談しても意味がない。問題を解決できない上司は論外です。上司が悪い。
相談したくても、いつも忙しそうで、いつ相談すべきか分からない。それは、部下からの相談の優先順位を理解していない上司が悪い。部下からの相談は、何よりも優先事項だ。お客様も待たせろ!親が死んでも、部下の相談が優先だ!内容を聞いた後に、優先順位を入れ替えれば良い。部下は、自分で優先度が分からないから、あなたに相談しているのだ。あなたの仕事はすべて捨て置いても、部下の相談を聞かないから、部下との信頼関係が構築できないのだ。
部下から「報連相」をしてもらいたいのなら、上司は自ら情報を取りに行かなければならない。自席に座って待っていても、情報は集まりません。
部下が外から帰ってきたら、部下のそばに行って「お疲れさん。どうだった?」と声をかけるのだ。その後に報告書が来るとしても、文章で読む前に雑談で話を聞いていれば、内容はスルスルと脳に入っていく。間違いも無くなるし、効率も良い。しかも「報連相」が確実に出来るじゃないですか!
「報連相」が出来ていないのは、部下のせいではなく、上司のせいだったのです。あなたは部下の「報連相」を取りに行っていますか?
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ