「勉強」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 勉強が嫌いな子供が多いと思います。私も嫌いでした。ただし、好きな時期もありました。そこの違いは何でしょうか?
 親から勉強を押し付けられると、子供は嫌いになるものです。かといって、勉強をしなくていいと言ったら、子供は素直に勉強をしないだけだ。親は、子供の勉強に興味を持ってあげて、褒めてあげるだけで良いと思っている。関心を示し、努力を褒めれば、子供は勉強に興味が湧く。あまり論理的に教えても、心に響きはしないと思う。
 では勉強はなぜするのだろうか?それは、テストのためでも受験のためでもありません。人が勉強をするのは、より良い人生を生きるための知恵をつけるためです。幸せな人生を送るため、自分の人生の道を開き、自分以外の他の人を幸せに出来る知恵をつけるためです。
 自分の足で立って、自分の足で歩いて、他の誰かの役に立って、他の誰かに助けられて、他の誰かを幸せに出来るようになる。そのための勉強なのだから、勉強は一生続くのです。
 人生にはどのようなことがあり、どのような可能性や希望があり、どのようなリスクがあるかを示し、自分一人で生きて行けるようにするのが教育です。他の人と同調することが目的ではないので、勉強をしない、という選択肢もあります。しかし、その責任は自分で取る必要があります。
 人にものを伝える。人に伝えられたことを理解する。という当たり前の日本語が出来ないで社会に出ている人が多くいます。自分の頭で考えて、自分の責任で決断する。そんな単純なことを行うには、勇気と自信が必要です。そのために、自分の自信を大きくしていくために、予行練習として勉強をしなければ自分が困ります。
 家内の両親は一度も勉強をしろとは言わなかったそうです。家内も家内の兄も、大変優秀で、塾や公の模擬試験などで全国トップクラスに入っていたそうです。その順位を上げていく為、自分から進んで勉強をしたそうです。自主的な行為ほど、人を行動させることはないということです。親御さんは決して「勉強しなさい」とは言わない方が良いということです。
 いまこの時は、もう2度とないのだから。自分に負けない強さを持ちましょう。すべては自分に理由がある。だから勉強をやるかやらないかは「自由」です。自由と自分勝手は違います。勉強をすると決断して実行する。それが、自分の人生を歩むことだと思います。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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