「生きにくい時代」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
現代は「生きにくい時代」と言う人がいる。景気が悪い。ウイルスの脅威がある。我が国には少子高齢化で未来への希望がない。様々なことを言われるが、本当にそうだろうか?
200年ほど前は、隣国との戦が絶えず、いつ命を落とすかも分からなかった。十分に食料もなく、自分で育てた米を自分で食べることすら出来ない人が大多数だった。そんなのはいまよりも生きにくい時代に違いない。
100年ほど前は、厳格な身分制度があり、生まれで可能性が決まっていた。そんなのはいまよりも生きにくい時代に違いない。
20年ほど前は、就職氷河期と呼ばれ、大学を出ても4人に1人しか就職ができず、派遣労働者になる人が多かった。そのままその日暮らしをしていた場合、シニアになった現在も、生きて行くのにやっとの状態だ。そんなのはいまよりも生きにくい時代に違いない。
コロナ禍となって、生きにくい時代になった。本当にそうだろうか?いままでの習慣が変わっただけで、変化に適応できない者が、生きにくいと思っているだけじゃないのか?
過去いかなる時代を見てみても、いまより豊かで、安全に生きられる時代などないと思う。すなわち、現在は最も恵まれた状態なのである。その恵みを未来の子供たちに残し、より豊かになってもらうために、我々は努力しなければならないと思う。日本を外側(外国)から見ると、それが実体験で理解できるはずだ。だから、我々は感謝を忘れてはならない。
自分一人の状況をミクロで見ずに、視野を広げてマクロで見るべきだ。いまは決して、「生きにくい時代」などではないのだ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ