「ウサギとカメ」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で1,066日目です。

 イソップ童話の「ウサギとカメ」は誰もが知っているだろう。足の速いウサギは、足の遅いカメをバカにして、競争も申し込む。ウサギはカメに大差をつけたので、途中で居眠りをしてしまう。その間にカメは順調にゴールへ向かい、結局勝利したのはカメという話しだ。
 これに対して、ウサギは油断して慢心したために負けてしまった。他人を馬鹿にするから、このような結果になる。自分の力を過信しないこと。最後まで気を緩めないこと。などの教訓を得るだろう。
 カメ的には、継続は力なり。地道な努力もまずは1歩から。最後まで諦めなければ、女神は振り向いてくれる。などの教訓が得られるだろう。幼少の時には、そのような教育を得たように記憶している。

 だが、いまの私は見解が異なる。ウサギは過信をしたのではないですよ。視野が狭かったんですよ。
 ウサギ社は、競合のカメ社だけを見ていたんですよね。そうこうしているうちに、時代に置いて行かれてしまった。水面下で別の開発をしていたカメ社は何とか生き延びることが出来たけれど、カメ社に勝っていることで安心していたウサギ社は、時代の変化について行けなかったのです。
 会社は、常に未来を見据えて、目的を持って運営しなければならない。私達人の人生も同様だ。ただ、毎日を何となく過ごしていては、ウサギ社の様な末路になりかねない。
 自分は大会社に入って、年収が1,000万円を超えている!上位5%の人に入れた!そこで満足してしまうと、会社というブランド名がなくなった時、その人は只の人になってしまう。その時に、その人の周りにどれだけの人がいるだろうか?お金が目的になっている人は、心豊かな人生は歩めない。もう一度自分を見つめ直そう。
 お金があれば、あなたの人生は幸せになるのだろうか?幸せな人生を生きるためにお金が必要なのか?あなたはウサギになっていないだろうか?

 会社にも人生にも目的がある。そのゴールを見ていなければ、ゴールにたどり着くことはできない。ゴールに向かって走り出したが、目先の足元ばかり見ていれば、まっすぐに走ることは難しい。自分のゴールを見すえて、日々、ゴールに向かって進み続けた者だけが、ゴールにたどり着けるのだ。カメはウサギを見ていたのではない。カメが見ていたのはゴールだった。それが、この「ウサギとカメ」の童話の解釈だと思う。
 イソップが生きていたとしたら、何と言うかは知らないが、それが私の解釈だ。そして、自分もそうあろうと、日々努力している。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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