「元気」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,196回です。

　「元気」であることは、とても良いことだ。なぜなら、「元気」とは「気」の「元」（モト）と書く通り、気のエネルギーの元となるからだ。
　健康的な「元気」も大事だ。体が辛いと、精神的に踏ん張ることも出来ない。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠が必要なのだろう。あまり出来ていない私がいる。でも、とても健康的で「元気」ではある。きっと精神の影響だろう。
　精神の「元気」は、肉体をも支配する。心が元気な人が近くにいれば、周りの人も元気を分けてもらえる。逆に、体が健康でも精神が「元気」じゃないと、何か体の調子が悪く感じるものだ。そして、効きもしない薬を処方してもらい、余計に体を悪くしてしまう。
　精神の「元気」は実は期待しないことにある。過度な期待をせず、自分の器を知ることだ。空元気では人を救えないが、絶望することなく、諦めずに継続すること。それが最も精神の「元気」を保つ秘訣だ。
　何であれ、続けることで自信を持つことが可能だ。そうすると精神の「元気」を保つことができる。要するに、人にはある程度の自己肯定感が必要ってことだ。
　しかし、面白いことに、自己肯定感よりも人が欲するのは、誰かに評価されること、誰か権威のある人に、認められることを欲するものなのだ。つまり、自分で自分を肯定するよりも、他人から認められるまで、自分を信じられない人が多いのだ。だから、自分のことを認めてほしい！そういう思いが強く出るのが、自己承認欲求だ。そこに精神の「元気」を求めるから、精神不安定になるのだ。「うつ」になる者は畢竟（ヒッキョウ）そういう自己承認欲求が強い。
　他人など関係なく、自分の思いや自分の行っていることに、根拠などなくとも自信があれば、他人にどう思われようと、何を言われようとも、ブレることなく自分を貫き通すことができる。そういう人の精神が最も「元気」と言える。
　これ、結構できない人が多い。様々なしがらみや面倒な人間関係を捨てきれず、振り回されて、疲弊する。だから、精神の「元気」を保てなくなる。一度ここが崩れると、なかなか元には戻れなくなります。とても重要なことです。
　あなたは「元気」ですか？あなたの「元気」の源は何ですか？他人に依存してしまわないように。辛くなるだけですよ。

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ