「細分化する」

第1,315回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

　目標は「細分化」すると、達成しやすくなります。例えば、売上を1億2,000万増やせ！と言われると出来そうもないですよね？1億2,000万円ってピンとこないですよね？
　ところが、「細分化」すれば月に1,000万円なのです。1,000人の会社なら一人1万円だけです。月に1万円なら達成できそうですよね？要は考え方次第なのです。

　例えば、損金（経費）といっても、その中身を細かく見なければ、良く分からないですよね？無駄な交際費を払っていることに気づくのは、すべての経費を「細分化」して比較するからです。
　「細分化」してみると、不要な物が見えてきたり、改善点もはっきりしてきます。会計数字はなるべく「細分化」して、分析をしないと見落としが必ず出るものです。大雑把に見てはいけないのです。そこは時間をかけるべきところです。

　ダイエットしようと思ったときにも、1年で6kg痩せようと思うと、かなり厳しい気がしますよね？でも、12等分すれば、1カ月に500g痩せるだけなのです。何だかできそうな気がしてくるのだから、不思議ですね。

　例えば、今年の目標は売上を24%アップで124%を目指すというと、1.24倍も働くのか？と思えてしまうでしょう。しかし、1カ月にしたら、2%頑張ればいいだけなのです。2%の努力を1年続ければ、前年比124%が達成できると思えば、出来そうな気がしませんか？

　ものごとは、「細分化」して考えれば、手に届くことって結構あるものです。大きな目標は、気持ちを高揚させる旗印にはなります。日本一の会社にしよう！などというゴール設定は大事ですが、目先の具体的な目標数字は、達成できるような目標にしなければ、人はやる気を失ってしまう。そういうときこそ「細分化」をすることが大事になります。試してみてください。

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ