「心の健康」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人が生きていくうえで「健康」は極めて重要だ。健康じゃなければ、がんばれない。健康じゃなければ、無理も効かない。その健康には2種類がある。「肉体の健康」と「心の健康」だ。肉体の健康は、食事と睡眠と、場合によってはお医者様の処方で、かなり良くなるはずだ。ところが、「心の健康」を維持するのは、とても難しい。

 「心の健康」を維持するには、食事や睡眠のように、確実に効く方法がない。将来の不安を取り除く?と言っても、どのようにするのか?失敗を恐れる心を、どうやって奮い立たせるのか?人の言葉に傷ついた心を、どうやって癒せば良いのか?「心の健康」は大事だと分かっているのに、治療方法が分かりにくいと思いませんか?だからこそ、心を病んでしまう人や、足がすくんでしまう人が多いのではないでしょうか?

 「心の健康」を得るのに、一番大事なことは「受け入れる」ことだと思います。例えば、経営者であれば、社員の心をまずは「受け入れる」ことです。「ああ、君はそうなんだ」と受け入れて、「なぜ?」という質問はしないことです。そして、「どうすれば良いのかな?」と打開策も示さない方が良い。そして、時間をかけて待つ以外にないのである。
 ここは、自分の心を責めたりはしない場所だ。安心が出来るところだ。という確実な信頼関係が出来るまで、社員が心を開くまで、待ち続ける以外にないのです。これには個人差がありますから、早い人も遅い人もいる。その時間差も、「受け入れる」以外にないのです。配偶者や子供の場合も同様ですよね。親しき中にも礼儀あり、と言いますが、甘えから配偶者や子供を責めていないでしょうか?一度責めてしまうと、相手は心を閉ざしてしまう。

 とても大変なことです。でも、「心の健康」を害してしまった人も、同様に辛いのです。責めたところで治るものじゃないってことは確かなことだ。いずれ、また楽しく笑いあえる日が来ると、信じる以外に方法はないのである。そこで向き合うことを諦めたら、そこで人間関係は終了することになる。当然、選択する自由はあるけれど、どういう選択をしたかで、その会社の未来が決まる。私はそう思う。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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