「引用する」

第1,376回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人はコミュニケーションを行う上で、二人称の相手を疑ってかかるという本能がある。だから、あなたの言葉はどんなに理論的に組み上げても、猜疑心を持って迎え入れられることを知ろう。要するに自分の言葉では、相手は疑ってかかるものなのだ。
 それを避ける方法が一つだけある。それは、第三者の言葉や、客観的なデーターなどを「引用する」と、相手は途端にそれを信じて疑わないものなのだ。
 例えば、あなたの商品を買おうか?買うまいか?迷っているお客様に対して、どんなにその商品を買った後の理想を伝えても、相手の心は納得してくれない。ところが、他のお客様、特にそのお客様が知っている人がその商品を買って、こんなに良いことがあった!という話しを「引用する」だけで、相手は急にあなたへの信頼を強くするのだ。「えっ!あの会社でも使っているんですね?」こんな質問が来たら、ほぼ100%売れたと思ってよい。
 例えば、あなたがアパートの大家さんだったとして、新しい入居先を探している人を案内した時に「なんだか寂しい場所ですね?」と言われたら、「前の入居されていた方は、静かでよく寝られる場所だっておっしゃってましたよ」などとお客様の言葉を「引用する」と、いきなり信用度が上がったりするものなのだ。
 例えば、あなたがお店を選ぶとき、口コミや他のお客様の評価を気にしませんか?あなたがネットで物を購入する際、購入者のプレビューを読んで確かめませんか?それと同じことなのです。会ったこともない人の言葉に人は左右されるのです。第三者の言葉を「引用する」効果は非常に大きいのです。
 あなたのビジネスでは、他のお客様の言葉を「引用する」方法は考えられませんか?そこに、お客様の知っている人や、知っている会社名があるだけで、あなたのビジネスの価値はぐんと上がるのです。考えてみる価値は高いですよ!お客様の言葉はどんどん「引用する」ようにしましょう!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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