「希望」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人生に「希望」を持つことは大切だ。しかし、間違った希望も存在する。希望的観測というやつだ。これは、自分の希望通りになるだろうと、勝手に思い込むだけで、何の根拠もなく、釣れない釣り糸をいつまでも垂らしているようなもの。しかも、たいていは、ただ待つのみの消極的な希望でしかない。単なる、すがりつくものでは、希望など持ったところで、何事も成せない。

 人生に「希望」を持つとは、自分の自信を持ち、自分の内なるエネルギーを燃やし、自分自身が太陽になるということだ。すがりつくためのものが「希望」じゃない。自分の熱が他人に「希望」を持たせるものなのだ。
 経営者は、自分が太陽となって、周りを照らし、周りの人々を暖め、周りの人々に「希望」を与える存在でなければならない。それが、本来の「希望」の姿である。「希望」は自分勝手に思い込んで、すがりつくものではなく、他人に抱かせる思いのことだ。
 そのためには、経営者はなぜ、その仕事をしているのか?なぜ、この会社は存在しているのか?今後どのような目標を持っているのか?それを達成すると、どうなるのか?そういう大きなヴィジョンを掲げなければならない。それをみんなで達成するぞ!という熱い思いが、人々の「希望」になるのだ。決して、自分勝手に独りで思い込むことではない。

 あなたに「希望」はありますか?あなたがサラリーマンであれば、「希望」を持てない会社にいる意味はありますか?自分の希望に沿うように、会社を利用できるなら、それだけの関係で不満を言わなければ良い。希望を持ちたいのであれば、希望の持てる会社に転職すれば良い。
 あなたが経営者であれば、自分の事業を考え直し、なぜそれをやるのか?利他の心で見つめ直し、社会的意義を見つめ直し、場合によっては企業理念を変更してください。そして、自分を太陽とすべく、エネルギーを発し、周りの人々に「希望」を与えて下さい。それが本当の「希望」のあるべき姿です。どれだけ多くの人に「希望」を与えられるか?それはあなたの熱量で決まります。あなたの心は、太陽のように燃えていますか?

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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