「従業員」
第1,219回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
私は文章的には社員のことを「従業員」と表現することが多い。なぜなら、会社法では「社員」とは、その会社の株式を所有する者を指すことになっているからだ。
一般的に社員と言っているのは、会社員の略なのである。だから、混同しないために「従業員」と書いている。端的に言えば、どちらでも構わないが、「従業員」というと、従っている者という文字から、嫌悪感を覚える人がいるらしい。それは完全なる揚げ足取りだ。
そもそも、「従業員」は業務遂行に関しては、会社の指示に従うものだ。従僕になれとは言わないが、従うべき存在だ。そもそも限られた自由しかないのがサラリーマンである。その代わり、安定した生活と保障を得て、社会的信用を得ているのである。決して、個人では得られない信用を、会社という組織のおかげで得ているのだ。
その大きさを知らずに、従うのが嫌だと言っているのなら、いつ辞めてくれても構わない。従いたくないのなら創業するしかない。そうすれば、完全なる自由を得る。それと同時に、社会的信用を失い。お客様の開拓を余儀なくされる。それを自分で行う勇気があれば、「従業員」など辞めてしまえばいい。
そんな気概ものないのに、従うのが嫌だと言っているような者は、ろくな人生を送っていない。人にぶら下がることしかできない、社会のゴミなわけだ。
「従業員」は、会社の指示に従って、最高のパフォーマンスを出して、楽しく生きていけばいいのだ。なんせ、病気になっても怪我をしても、給与は保証されているのだ。社会的信用も最強に得られるのだ。政府や法律に守ってもらえるのだ。平民として、こんな最強の立場はほかにない!
逆に経営者は誰にも守ってもらえない。社会的信用は社会保険を払えば得られるが、法律で守られることはない。過労死などなく、社長が過労で死んでも死因は病死だ。うつになっても、保証もなければ、病院など行っていたら、会社は倒産してしまうのだ。
「従業員」は自分の恵まれた環境に感謝し、その環境を与えてくれる会社に貢献するべきなのである。その気がないなら、不要だよね。
でもものは考えようだ。会社という庭から出られないが、その中では自由に遊べるのだ。その中で最高のパフォーマンスを出して、ご主人様に頭をなでてもらい。エサを増やしてもらう。そのうち感情移入して、互いになければならない家族になる。「従業員」は、犬のような存在ってことですよ。
それでも「従業員」は平民の得られる最強の地位だ。これは死守すべき地位だと思う。一度失うと、取り戻すのは難しい。安易に捨てる人(私もそう)が多いが、戻れなくなってからでは遅いのですよ。我が国においては、解雇などされないのだから、適当に仕事して、適当に出来ないと言っていればいいのだ。バカだ!評価できないと言われても、どこ吹く風で、厚顔無恥でいれば、ストレスなどなく生きていける。限られた狭い檻の中で、限られた賃金でね。にしても、「従業員」とは「メダカ」に書いたように、常に想定を超えてくるものだ。面白くて、一生笑わせてもらえるとも、思っているのも事実だ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ