「現状打破」
第1,339回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
人は状況が悪いとどうやったら「現状打破」が出来るかを考えるだろう。そして、どうしたらよいかを考えると思う。しかし、考えたところで何も変わらないのだ。ジタバタした方が良い時もある。だが、冷静に考えないと良い結果が出ないこともある。そもそも、そんなヤバイ状況にはなりたくない、と思うのが人情というものだ。しかし、人生いろいろあるし、会社を経営していれば、ヤバイ状況にならないことなどありはしないのだ。そんな時に、どうやって「現状打破」をするのかで、その人の未来は決まってしまうのだ。
まずここで、絶対正しい方法などないということを先に述べておこう。がっかりする人もいるだろうが、物事はそんなに単純じゃない。様々な事情が絡み合う。だからこのようなヤバイ状況になっているのだ。
そんな現状を打破するためには、まずは現状把握をすべきだ。ここは落ち着いて冷静に現状を把握すべきだ。ここが出来ずに失敗する人が多い。最初のこの段階は非常に重要だ。
次に、最悪の事態を想定してみるのだ。このまま悪い方向に徹底的に落ちて行った場合、どうなるのか?命を落とすようなことになるのなら、助けを求める以外にないだろう。だが、資本主義のこの世に生きている限り、そのような事態にはまず至らない。その中で最悪の状況を考えるのだ。
そして、最悪の事態を回避するために、最もヤバイ状態を解消する方法を実行するのだ。些細なことは後回しでいい。一番まずい部分をまずは解消するのだ。そうすると、2番目の最悪の事態が変化する。そうすると、1番目の現状が変わっているはずだ。これを繰り返していけば、いずれすべてを回避することが可能なのだ。
例えば、金がなくて支払いが滞りそうだ。資金ショートしないためにどうすべきか?という状況だった場合、まずは現状を把握する。必要な金額を出すのだ。これが出来ない時点で、もう諦めた方が良いだろう。
次に、最悪の場合倒産に至るとして、その時に迷惑をかける人リストを作るのだ。途中になっている仕事のお客様。お金や物を貸してくれている人。従業員とその家族。協力メーカーや仕入れ先。
次に、支払いを待ってくれる人をリストアップしていくのだ。そして、片っ端から土下座して回るのだ。会社に売れる物があれば、何でも売るのだ。有価証券や債券は速攻で現金化すること。在庫で売れる物があれば、いくらでも良いので売れるだけ売ってしまうこと。そうやって現金をかき集める以外に、生き残る道はないのだ。
そして、ほぼ無理筋だが、銀行にリスケの交渉に行くことだ。どの状況で交渉になるかにもよるが、かなり不可能だと思う。間違っても、闇金からお金を借りるのだけはNGだ!
苦しい時に「現状打破」するのは、とても難しいことに感じる。しかし、本気で取り組めば、必ずどこかから救いの手が現れる。そう信じて決して諦めない。普段の行いが思いっきり出るところです。私は「現状打破」して次のステージに上がれるだろうか?多くの借金を抱えるとは、そういうことですよね!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ