「思い込み」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
人間はたいてい、思い込みが強いものです。その思い込みを捨てれば、新たな発想が出るのに。あなたのその困難は、あなたの思い込みのせいだったりするのですが、それから逃れられないでいるのは、自分のせいだったりします。
例えば、ゴキブリを汚いと思っている人は多いですが、ゴミをあさるイメージから、思い込みで汚く感じているだけで、実際にはそれほど汚い生き物じゃない。
へびの「うろこ」は触ると濡れているように思いこんでいる人がいますが、全くサラサラで、きれいなものです。変温動物なので触るとひんやりして、気持ちいいです。
私が作曲をしているというと、作曲のことを知らない人は、私が楽器の演奏ができると思い込む人が多い。実際に私の演奏を聞くと、友人たちは「その腕じゃプロにはなれないな」と勝手な評価をしてくれる。実際には、良い曲を書くというより、理論を勉強し、音符をレンガのように積み上げていく設計図を頭の中で組み上げていく作業が面白いのだが、それをしたことのない人に伝えるのは難しく、思い込み通りの評価を勝手にしている。
その仕事は、前任者から教わった通りに行っていたけれど、もっといい方法があった。いまのデジタル技術的には、かえって面倒だった。ということも多くあるはず。
業界の常識は世界の非常識であることが多い。プラスチックの配管は今まで必ず灰色だった。ところが色を茶色にしただけでバカ売れした会社もある。なぜ、いままで灰色にしていたのか?それは単なる「思い込み」でしかなかったのだ。
逆に「思い込み」を上手く利用している場合もある。ポストが赤いのはなぜか?赤くなくても良いじゃないか?それは思い込みだ!と思うのも悪くはない。だが、どこにポストがあったのか?思い出そうとするときには、あの赤いポストだから思い出すことが出来るのだ。日本全国どこへ行ってもポストは赤いという思い込みが、記憶に残るのだ。
事実を知らずに、思い込みで物事を見てしまう人は、柔軟に物事を見られるようにしたいものですね。思い込みに踊らされるのか?思い込みを使って、ビジネスを有利に出来るかは、あなた次第だ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ