「弱い人」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
「弱い人」とはどんな人だと思いますか?肉体的に弱い人のことでしょうか?心が弱い人のことでしょうか?私は、「弱い人」とは、保身のためにウソをつく人と定義している。
誰でも自分が一番大事だと思う。それは本能だ。自分が死にそうなときに、他人の心配をする人は少ない。自分の子供でさえ、見殺しにして逃げる人もいる。その行為そのものは責めない。仕方ないこともあるだろう。だが、自分が助かるためにウソをつく者は、最も弱い人間であり、最も信用のできない人間だ。
例えば、交通事故を起こした時に、自分が悪いと知りながら、「自分はきちんと止まっていた」「信号は青になっていた」などとウソをつく人は、弱い人だ。
弱い人の特徴は、開口一番「言い訳」から始めるから、すぐにばれる。万引きをして捕まった時に、友人に罪をなすりつけ、「あいつかやろうって言ったんだ」という人は、友達を失い。同様に責任を取らばければならない。
お客様からクレームが来た時、「子会社が勝手に」「社員が勝手に」と言い訳をする経営者は最悪だ。そんな弱い人に、経営を任せた株主はバカの集団と言える。
弱い人は、責任を取ることを極端に嫌う。責任の取り方も知らない。しかし、ウソをついて自己保身をしても、ウソは必ずばれるから、結局責任を取らされる。しかも、自分で責任をとる行動をしないから、責任を押し付けられたという、被害者意識しか持たない。だから、同じ失敗を何度もする。
誰にでも逆境はおとずれる。その重さに耐えられなく、自分が世界一不幸と思ってしまうこともある。しかし、それは違う。誰でも異なった逆境を乗り越えて生きているのだ。ウソをついても、その逆境は立ち去ってはくれない。
間違えても良い。失敗しても良い。どんなに貧しくとも良い。ただ、自己保身のためだけに生きないで欲しい。そんな「弱い人」にだけはなって欲しくない。出来ることはわずかでも、自分以外の誰かのために生きて、一緒に笑って欲しい。私が人の親だったら、子供にはそれだけを望むと思う。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ