「集客」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

　集客はビジネスを行う者には大事な要素です。では、どうやって集客をするのか？というと、Facebook、Twitter、インスタグラム、ホームページ、スラック・・・などなど、いまは色々なツールがあって迷います。昔はテレビと新聞だけだったと思うのですが。どれもこれもとなると、集客力も分散してしまいます。手間もかかります。どうしたらよいのか？

　集客をするには、まずは興味を持ってもらおうと、多く発信してしまいがちです。発信をしなければ、何も始まらないかもしれないが、押し売りになっても良くない。相手の立場に立って考えてみましょう。そうすると、「まずは知ってもらう」という発想ではなく、お客様の困りごとは、どこにあるのか？お客様の求めているものは、どこにあるのか？それを自社にて提供できないのか？と考えられるようになります。

　他社と似たような商品やサービスしか提供していないから、「知ってもらう」という、自社の商品やサービスを提供したいという、自社都合をお客様に押し付けることになるのです。それでは選んでもらえませんし、価格競争になるのです。
　そうすると、自社の商品やサービスを欲しているお客様は誰なのか？それを一番よく知っているのは、現在のお客様です。そのお客様から、次のお客様を紹介してもらうのです。そうやって、人脈をつないでいく集客の方が確実です。
　知り合いの口コミのどこが良いかというと、顔も名前も住所もわかっている個人や会社が、知り合いに「あの会社の商品やサービスは良かったよ」と話してくれると、とても「信用」が上がるのです。だって、そうじゃないですか？自社のアピールをしている自慢ばかりのホームページなんて誰が見ていて楽しいでしょうか？営業パーソンのマシンガントークによる、自社商品の優位性の説明など聞いていて、楽しいはずもありません。あまりよく知らない会社や営業パーソンのことを信用するより、既に知っていて、それなりに信用のある人から聞いた、商品やサービスの良さの方が「ささる」わけです。だから、知り合いの口コミこそ最強なんですよ。
　元々ニッチな業界でもありますが、我が社にホームページすらないのは、そういう理由もあります。宣伝や集客にお金をかける必要を感じていません。いまいるお客様を大切にして、他のお客様を紹介していただく。お客様は、競合他社の情報って、結構持っているものですよね。御社でも、試してみて下さい。「芋ずる式営業手法」なんてね。

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ