「やってみるべき」

第1,321回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 私はどの様なことでも「やってみるべき」だと思っている。やってみなければ何事も結果は出ない。考えているだけで、止まっているだけでは、時間が無駄に過ぎるだけだ。「やってみる」ことで、何かが変わるのだ。変わらなければ、何事も成せない。

 私はオーストリアのウィーンに憧れ、20代の時に片道切符で、その日に泊まるところも決めずに渡欧した。
 金がなく主に玉ねぎばかり食べていたのを覚えている。それとおいしくないイタリヤ米だ。チャーハンには良いが、基本ふっくら炊けることはない。そもそも欧州の人は電子ジャーを使わず、米はゆでるのだ。そしてゆで汁を捨ててしまうのだから驚きだ!
 色々な人に出会い、特に日本人よりオーストリア人との出会いが良かった。もう忘れてしまったが、なんとなくドイツ語をしゃべっていたのだから、住むということは不思議な力を持っている。こんな経験は「やってみなければ」分からなかったことだ。そしてやらなかったとしたら、挑戦しなかったことを一生後悔しただろう。

 投資なんてよくわからない?と思っている人が多い。四の五の言わずに「やってみれば」良いのだ。少額でも始められる。時間を味方につけて20年後を見据えれば、始めない手はないのである。怖がっていないで「やってみれば」良いのだ!

 困難そうな仕事が来た時、社員達は出来ない言い訳をとうとうと述べる。しかし、会社員であるなら、失敗したとて何を失うだろう?「出来なかった!ごめんなさーい!」で済むのだ。なら「やってみるべき」なのである。経営者が失敗をすると、土下座したところで許されないこともある。それでも私は自分の信じた道を突き進むんですけれどね。「やってみなければ」分からないのだから。

 一度何もかも失った私は、海外へ逃亡するかと思っていた時に、作曲を再開して腹が決まった。そのとき、創業するということを「やってみた」からこそ、創業の苦しみを知り、お客様を創造する大変さを知った。後継者として会社を引き継いだだけだったら、おそらく会社を潰していたろうと思う。何事も「やってみるべき」なのだ。

 ゲーテの言葉に「空が青いことを証明するために、世界を回ってみる必要はない」という言葉がある。確かに当たり前のことをするのは愚の骨頂だろう。
 だが、同じ空でも世界の空は違う。青さも違えば高さも違う。匂いも違えば、想いも異なるものだ。それなら無駄とは思わず、世界を回ってみるのもいいだろう。特に若い時は、何でも「やってみるべき」だ。そこで手に入れた経験が、将来の自分を必ず助けることになるのだ。だから、無駄であっても私は「やってみるべき」だと思っている。世界の空を見て回った者と、ネットで調べただけの者では、得られる経験には雲泥の差が出るのだ!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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