「面倒」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

　これを書いているのはアップする予定の、ちょうど1ヵ月前になりますが、その時点で家内を失って4年と3ヶ月と10日になる。
　色々なことが面倒になってしまう自分がいる。顕著なのが家の中だ。昔は部屋の模様替えや掃除が好きだったが、いまは全然しなくなってしまった。とてもじゃないが他人が入れる状況にない。
　時々、友人などが遊びに来るような環境なら、きちんと掃除をするのだろうが、そんなこともないので、どんどんと汚れていく。
　結局、見てくれる人がいないと、人は段々どうでも良くなっていくのだろう。ゴミ屋敷を作る人は、そのような心境なのかもしれない。とは言え、もちろんゴミ屋敷というわけではない。片付ければよい物を積み上げている。そこにほこりが溜まっている。というような状況だ。それを行動するのはそれ程大変じゃない。でも、すぐに酒を飲んでパソコンに向かって音符を書いてしまう。そうすると、すぐに数時間が経過し、気づいたら全くやる気もなくなり、お腹が空いて料理に取り掛かることになる。
　料理の片付けが終わると、またウイスキーを注ぎ足して、アニメを見だしてしまう。最近はプリキュアやラブライブがお気に入りだ。家内がいた時は見ることがなかったが、何とも可愛らしい子達だと思う。こんな娘がいたら、本当に楽しい人生であったろうに。もうそのころは酔いも周り、完全に廃人だ。あとは寝るしか能がない。結局、料理と洗濯以外の家事はおざなりになってしまうのだ。ひどいものだ。

　私は弱い人間だと、つくづく思う。昼食を終えて片付けが終わった日曜日の現在、12時なのに既にウイスキーを飲んでいる。どうしょうもないクズだと思う。男は女性がいないと、どこまでもクズなのだろうと思う。いや、男性全てといったら失礼だ。私の場合は、家内がいないと単なるクズだと思う。
　今日も習慣でブログを書いているが、書かなくてもいいようなことを書いていると思うし、弱い自分を書き残すべきとも思う。賛否両論あると思われるが、とにかく面倒なのだ。仕事以外は作曲と料理とウイスキーとアニメしかない。哀れなオッサンというのが、現実だ。とにかく「面倒」になると、私は全く動かなくなる。外にでも出れば、気分もスッキリするだろうけれど、もう飲んじゃったし、作曲を進める方に興味がある。だから、今日もまた「面倒」に負けた日だったわけだ。楽しく生きているのだが、この家に住んでいる限り、フッと過去に浸ってしまうことは避け得ないのだろう。曲に向かって現実逃避の日曜日です。面白くないブログ、ご容赦ください。

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ