「自分勝手」

第1,232回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 世の中「自分勝手」に生きている人が多い。しかし、それは社会にぶら下がった生き方だ。他人に依存し、自分の足で立っていない生き方だ。そういう人は、いずれ崩壊するか奇特な人に救われるだけで、自分の枠を広げることなど決してできないのだ。
 人にはそれぞれ、社会的責任がある。その存在を意識していない人が「自分勝手」に生きてしまうのだ。

 会社が方針を示し、それに沿った仕事を進めるのが通常だ。ところが「自分勝手」な判断をして、こっちの方が儲かりそうだ。自分はこんなのは嫌だ。そういう社員がいて、「自分勝手」な仕事を始めたら、あなたはどう思いますか?迷惑だと思いませんか?個人的趣味なら、自宅で勝手にやったらいいでしょう。
 資本主義の「資本」とは「仕組み」のことです。その仕組みを無視して「自分勝手」なことをしては、仕組みは機能しない。ということは、「自分勝手」な者も、仕組みの恩恵は得られないのだ。つまり、給与を得られないということだ。実に単純で小学生でも理解できることだと思う。自主的な判断を行うのと「自分勝手」の違いが判らない人は、仕組みにそぐわない人なので、人に迷惑をかけないように、一人で生きてほしい。

 SNSでこのラーメン屋おいしい!って投稿をしたら、ラーメン屋をやっているFB友達から「うちのラーメンが最高だって言ってたじゃないか!もう友達やめる!」と言ってきた。「はい、分かりました。いままでありがとうございました」と返したら、口汚くののしってきてブロックされた。なんてことはありませんか?
 他人の嗜好などコントロールできないのに、それに一喜一憂するのもバカらしいし、思い通りにしようとすること自体がバカげている。そんな「自分勝手」が許されるわけがないことも理解していない人がいるのが現実だ。

 サッカーチームの試合があったとき、監督は11人のスターティングメンバーを発表した。ところが、選ばれなかった者が勝手に試合のグラウンドに入ってしまったら?相手チームは必ず抗議してくるし、チームはペナルティーを取られるだろう。こんな「自分勝手」な行為は許されないわけだ。そんな当然のことがわからない者がいるのだ。「自分勝手」な判断を良いと思い込むと、人はもう他人の言うことなど聞こうとはしない。そして、叱責して自分を外した監督を恨むのだ。

 その行為は「自分勝手」ではないだろうか?自分の言動を振り返ってみましょう。実際に迷惑をかけていなくても、「自分勝手」なことをしていると、いずれどこかに歪みが出るものです。
 自分に返ってくるとは限りませんが、それがあなたの家族に返ってくる可能性はあります。あなたはそれでも「自分勝手」に生きますか?
 資本主義の世は仕組みです。その仕組みから外れて、人として生きていけますか?生きていけないんですよ。一人で山にこもって、狩猟生活でもしない限りはね。
 「自分勝手」な者は、すべて基本的に他者への感謝が不足しているのだ。まことしやかな講釈だけして、実体がないのだ。私から言わせれば単なる透明人間である。見えもしなければ、存在を認めることもできぬ。実態がないのですよ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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