「漢字小話」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 企業にお勤めの方は多くいる。では、企業とは何か?企業の「企」の字は、「人」(ヒト)が「止まる」(トドマル)と書く。人が辞めるんじゃない。人が止まる「業」(ワザ)なのだ。だから、人がその会社にいたいと思えるような会社を作って初めて、「企業」を作ったといえる。

 営業とは、何であろうか?商品を売ることではない。人の「営み」(イトナミ)の「業」(ワザ)のことだ。つまりは、お客様にも自社にも良いことをするということだ。商品やサービスを届けるだけじゃない。情報を届けることも立派な営業だ。営業無くして、ビジネスはあり得ない。営業部にいないから、という理由で営業を考えない者は、ビジネスを行っているとは言えないのである。ドラッカーのいうように、企業の目的は「顧客の創造」
だからである。

 正念場とは何であろうか?「今」(イマ)の「心」(ココロ)に「正しい」(タダシイ)ことをすべき「時」(トキ)という意味だ。逃げてはいけない時、木刀や竹刀ではなく、真剣と向き合うべき時。すなわち命をかけた時という意味だ。人生に於いて、この正念場は何度か来るだろう。その時にあなたがどうするかで、未来のあなたが変わるだろう。

 決断とは「決め」て「断つ」と書く。すなわち、決めるときは、迷いを断たなければ、決められぬということだ。決断のできない人は、大抵「断つ」勇気がないのである。そして決断したら、決めたことをやり抜く。それが自分の足で立って歩くという、大人の行う行為である。それが出来なければ、経営者ではない。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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