「給与・賞与」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 ビジネスパーソンの方におたずねする。あなたの「給与」は誰にもらっているのでしょうか?「そりゃ会社だよ!」と思った方、ブッブー!です。
 給与は会社が、お客様から頂いた「感謝」という売上から、仕入値を差し引いた粗利を従業員に分配しているに過ぎません。だから、社長が給与について威張れる理由は、何もないのです。明確に決めていない社長も多いですが、単に分配方法を決めているだけです。それが社長にしかできない仕事なんですけれどね。

 では次に「賞与」は誰が払ったものでしょう?「えー!給与と同じでしょ!」と思った方、ブッブー!です。
 賞与は支払う義務がないのです。会社の業績が良かった場合、がんばっている従業員に特別なインセンティブとして与える「賞」なのです。つまり、賞与は社長にもらっているものなのです。感謝すべきは社長であり、会社になります。社長が「賞与無し!」と言えば賞与はきれいさっぱり無くなることを、忘れてはなりませんね。

 では最後に、あなたの給与と賞与は誰のものですか?「そりぁ自分の物に決まってるじゃん」という方、またしても、ブッブー!です。
 あなたが支払う家賃、それはあなたが大家さんのために稼いでいるのであって、あなたの給与はすべてあなたの物になっていません。あなたが買っているコンビニ弁当、コンビニのためにあなたが稼いでいるのであって、あなたの給与はすべてあなたの物になっていません。ではあなたの自由なお金ってどこにあるの?タンス預金や預金通帳内の数字だけが、要するに寝ていて仕事をしていないお金が、あなたのお金なのです。
 お金には固有の所有権はありません。ただ金額のみがあるだけです。世界経済全体での所有になるのです。その流れから外れて寝ている資金、要するに「死に金」のみが、個人保有のお金と言えます。だから、個人でお金を欲しがる行為そのものが間違っているのです。自分のところに一定期間になるべく多くのお金が流れてくる泉を掘るのが、本当の正しいお金との付き合い方です。
 給与は誰からもらっているのか?賞与は誰からもらっているのか?よく把握しなければなりませんね。お金の出所をきちんと理解しないから、感謝がなくなるのです。感謝がなければ、当たり前になり、その当たり前が崩れた時、困るのは自分ですよね。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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