「器」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
人にはそれぞれの「器」がある。自ら成長して、その器を大きく育てて行けば良いのだが、自分の器を超える出来事に会うことは、しばしばあるものだ。その時の行動次第で、器をさらに大きく出来るか?こぼれ落ちてしまうかが、その後の人生を左右するだろう。
よくある話だ。宝くじに当たったら、ポイポイとお金を使ってしまい、気が付いたら半分以上減っていた。慌てて投資話に乗ったら、レバレッジをかけすぎて、元金どころか全財産持って行かれた。宝くじ当たると不幸になる「あるある」で見てわかるように、自分の器を超えた大金を手にしたときに、感情に負けてこぼれ落としてしまったタイプだ。
課長職を拝命した。しかし、どうやって部下を動かすか分からず、命令ばかりしてしまった。そのため、部下には嫌われ、自分は忙殺される。結局、課の業績は低迷し、上司から叱られる。そしてあなたはこう愚痴を言う「おれの器じゃなかったんだよ。課長にしたのは俺の上司だ、おれに責任はない」。そうやって他責にした時点で、あなたは自分の器を壊したことになる。またしても中身がこぼれ落ちてしまった例だ。
借金をする際、1,000万円で足が震えれば、あなたの器は1,000万円だ。1億円で足が震えれば、あなたの器は1億円だ。1,000億円で足が震えれば、あなたの器は1,000億円だ。器を測りたければ、借金をしてみると良い。
器を大きくするには、挑戦することだ。失敗を恐れて前に進まなければ、いまより器が大きくなることはない。失敗して中身がこぼれることを恐れるよりも、現在のまま動かなければ、いずれ器が満たされて溢れるときがくる。それを座して待つ方が怖いことを知った方が良い。毎日1mmでも成長しようとすることで、器が少しづつ大きくなっていくのだ。
えっ!その器に何が入っているかって?そんなの決まってるじゃん。あなたの生命エネルギーですよ。それを知らないから、あなたは自分の「器」を育てることを大事にしていないのではないのですか?自分の器をぞんざいに扱うなんて、そんな恐ろしいことできませんよね。自分の「器」を認識して、育てていきましょう。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ