「埃」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で947日目です。
掃除をしないと、「埃」(ホコリ)は驚くほどたまっていく。私は月に2~3日しか休みがないので、家ではあまりマメに掃除をしていない。そのため、驚くほど「埃」がたまっているとこがある。
会社は週に2回掃除機をかけるし、トイレ掃除は毎日している。毎回私がトイレ掃除当番だ。そして、便器の中に手を突っ込んで拭いているので、かなりきれいな方だと思っている。基本、道具に頼ると道具が届かない部分は、必ず磨きもれが発生する。最初はともかく、積もり積もると、磨けているところとの差が激しくなっていく。だから、便器の中には手を突っ込む。床は鼻を近づけて雑巾がけをすることをお勧めする。
自分の会社のトイレなのに、便器に手を突っ込むことが汚い?そう思う人は、経営者を辞めたほうが良い。便器に手を突っ込めないような経営者は、いざという時に、土下座も出来なければ、必死で何とかしようとする気にもなれないのだ。そんなに下らないプライドが大事なら、サラリーマンをしている方がよっぽど下らないプライドを守れますよ。
他社へ行った時、トイレを借りて汚いと思ったら、その会社との取引は中止したほうが良い。面接に行ったのであれば、内定をもらっても、辞退したほうが良い。そのくらい、トイレは会社の顔だと思っている。
会社の組織も同じだ。いつも通りの道具や仕組みを使って、適当に運営していると、自然と道具の届かない部分は、薄汚れていくものだ。そして、そこから人の腐敗が始まる。
時々、仕組みを変更してみたり、人事異動をしたりして、淀んだ水を流してあげるようにしなければ、すぐにヘドロにまみれてしまうのが、人の組織というものだ。
しかし、どれほど注意をしていても、自らの手で行わず、道具に任せている限りは、隅には必ず「埃」(ホコリ)が溜まるものなのだ。
床にはいつくばって、一人ひとりに関心を示し、自らの手で清めなければ、陰に隠れる部分のない、ピカピカの会社にはならないのだ。極めて難しいことだけれど、「埃」がきれいになくなり、ピカピカになっていけば、それだけでとても楽しいものだ。早く、楽しい段階になって欲しいと思う。そのためには、隅の「埃」まできちんと、掃除をしなければなりませんね。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ