「賞与」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 みなさんは賞与をもらいましたか?賞与を払いましたか?賞与を払うのは、とても苦しいときがある。「賞」など与えられる状況にないじゃないか!と言いたくなる時もある。しかし、それを飲み込んで、賞与を決めなければならない。
 法的には賞与は支給する義務はない。社長が「賞与はなし!」と言えば、それで終了だ。だが、賞与が無くなった従業員はどう思うだろう。年末年始は家族と過ごして、お金を使うことだろう。その賞与がなければ、遊ぶ事も出来ないではないですか!
 かわいそうだと思って賞与を増やしても、感謝するのはせいぜい1日が関の山だ。それでも、賞与は払わなければならないものなのだ。なぜなら、賞与は何かを行った「賞」に対して支払うのではないのだ。社長の感謝の気持ちなのである。賞与を払う金がなければ、借金してでも支払うべきものなのだ。

 あなたが子供にお年玉を渡すときに、「今年はなし!」と言ったり、「今年は半額!」と言うことはないでしょう。それと同じで、少しでも多くしてあげようと思うのではないでしょうか?それは、本当に相手を大事に思っているからです。家族も従業員も変わりません。
 従業員は家族だと言いながら、会社の懐事情に合わせて減額をするようでは、言っていることと行動があいません。そんな社長のために、誰が身を粉にして働きますか?厳しい時にも、規定通りに支給してこその賞与です。

 賞与は年2回。その時期がわかっているのだから、そのときまでにお金を用意すれば良いのです。4半期ごとの決算短信を出すよりはまだ楽でしょう。月次決算をしていれば、キャッシュフローも確実に把握できます。賞与準備金を用意できないのは、社長の責任です!業績に連動する部分はあっても良いけれど、支給計算方法をどんぶり勘定にしていると、従業員には見捨てられることになりますね。賞与なんて15年以上もらっていないから、自分ではよく覚えていないけれど、もらった方はきっとうれしいのだと思う。その笑顔を想像して、支給額を決めてください。今年はもう支給しちゃったかな?これを書いている時は、まだだったのでね。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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