「家賃」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で1,097日目です。

 みなさんは「家賃」を支払っていますか?それとも住宅ローンを払っていますか?個人であれば、どちらにしても大差はない。
 家賃を支払っている人は知っていると思うが、個人の場合、家賃に消費税はかからないのだ。しかし、法人の場合だけ消費税を取られるのだ。法人の場合、すぐに足元を見て、納税額が高くなるという、極めて理不尽なことが平然と行われているのが日本という不平等の国なのだ。

 では、事務所や自社ビルを借金して建てた場合はどうなるだろう?常日頃、個人の借金は良くないが、法人の借金はした方がよく、借り続けるように言っているが、事務所を購入した場合はどうなのだろうか?
 結論、売上を生むために必要な設備や建物は必要だが、単なる事務所や見栄のための自社ビルは、借金をして建ててはいけないのだ。
 なぜなら、事務所を借りている時は、家賃は損金として「経費計上」出来ます。しかし、借金して買った事務所は、損金として「経費計上」出来ずに、「資産」になってしまうのです。つまり、返済金は納税後の当期純利益の中からねん出しなければならないのです。
 要するに、納税額を決定する前段階で損金計上出来れば、納税額は減るのですが、納税後に差し引く場合は、納税額が増えてしまう。ということです。ましてや、赤字など出そうものなら、返済金は会社の貯金を取り崩すことになります。だから、お金が無くなるのです。

 家賃に関しては、借りて損金算入したほうが、圧倒的に有利なのです。会社は無駄な固定資産を持たずに、流動資産で経済を回し、純資産を積み上げていくべきなのです。負債に関しては、返済と借り入れを同時に行い、常に返済していない状態を作り上げるのが、一番賢い借り方です。
 大きな固定資産を購入すると、そのバランスが崩れ、返済に苦慮することになるのです。個人であれば、住宅ローンを組むのは問題ありませんが、法人が大きなローンを組むのは、極めてリスクが高いです。
 逆に、法人が借金をすることはあまりリスクがありませんが、個人が住宅ローン以外に借金をすることは極めてリスクがあります。個人と法人を切り替えて行きましょう。法人の事務所は借りて「家賃」を支払うのが、正しいのです。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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