「ベース」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で984日目です。

　みなさんは自分で料理をしますか？これ生きていくうえで、とっても大事なことですね。別に凝った料理など必要ない。普通の家庭料理をして欲しい。
　よく、「一人分なら買った方が安い」という人がいますが、知っていますか？自分で作ると、1食100円～300円ですよ！それでも買った方が安いと思っていますか？
　料理時間を買っているんだ！という人もいます。確かに料理は時間がかかりますが、そもそも料理時間を「無駄な時間」という定義をしている時点で生きる価値なしですね。食をなめていますね。
　食事をいつまでも買えると断言できますか？日本は外食も買い食も安いですが、それがいつまで続きますかね？欧米じゃ外食の方が値段が高い。要するに、外食したければ高いお金を払え！払えないなら家に帰って、安い食材から自分で作れ！という文化です。だから、私はオーストリアに住んでいた時、大家さんに奢ってもらった時以外は、レストランへは行っていません。常に料理をして食べていました。当たり前のことです。食事はいつまでも買えると思うなかれ。食料自給率がカロリーベースで37%の日本。コンビニから食材が一切消える日が、来ないと思いますか？東日本大震災を経験した人は、思い出して欲しいですね。お菓子も含めて、コンビニから食料が消えたあの日を。それでも、スーパーには食材の一部があった。自分で料理をすれば、切り抜けられることは増えるんですよ！

　私は料理のコツは、ベースだと思っている。表面的な味付けじゃ、「旨い」はもらえない。見た目よりもベースが重要だ。だから、〇〇の素を買う必要は一切ない。肉なのか？魚なのか？ニンニクと油なのか？ベースをしっかり考えれば、そのほかは気にしないで完成できる。私はそう思っている。
　キムチは表面的な味で、ベースがない。韓国料理はベース無しが多い。だから、昆布を入れてベースをしっかりさせたキムチは本当に旨いと思う。唐辛子はベースになり得ない。ダシを入れ忘れた味噌汁を小学生の時に作って、失敗して得た知識は、いまも役に立っている。

　音楽もそう、ベースがしっかりしていれば、メロディーなんて、多少間違えても誰もわからない。例えばドラムが間違えると、誰でもおかしいと感じるが、ギターが間違えても、分かる人は少ない。ピアノの左手伴奏を間違えたり、止まったりすると、誰でも間違いには気づく。しかし、右手のメロディーは間違えても、「変わったアレンジだな？」位にしか思わないのだ。

　仕事にも必ず押さえるべきベースがある。それが見極められない者は、仕事のできない人になるんですよね。あなたはベースをおさえて、生きていますか？

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ