「お客様は神様か」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 お客様は神様か?昭和の時代にはよく言われたことです。いまでも「お客様第一」という理念やミッションを掲げる会社は多くあります。「お客様第一」は決して悪いことではありません。ですが、お客様は人間です。神様ではありません。
 お客様を「神様」と思ってしまうサラリーマンは、神様に対して失礼の無い様、自分に出来る最大限の「おもてなし」をして、必死に神様のワガママに対応する。涙ぐましい努力の果てに、大きなストレスで心身ともに疲れ切ったあなたと、利益の出ない会社が残るのだ。それが望みなのですか?そんなはずはないですよね。
 何でもかんでも、お客様を理由に仕事をしてはいけません。会社は存続するために利益が必要ですし、従業員は給与が必要です。ある程度のサービスで、お客様を納得させなければならない場合も当然あるのです。それ以上を求めるお客様は、もう客じゃないのです。
 まずは、お客様を会社として選ばなければなりません。そして、特別なお客様を育てるのです。ですから、「お客様は神様」などと言っている経営者は、業績が上がらないのです。サラリーマンで、「お客様は神様」といっている人の人事査定は、下げるべきですね。丁寧な仕事をして、良い仕事してくれない可能性が非常に高い人物になります。「お客様は神様」ではありません。私達と同じ人間です。それを決して忘れないようにしましょう。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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