「聖人君主」
第1,406回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
経営者や上司は、部下からは「社長」や「上司」として見られてしまう。人間として見てもらえないのだ。だから、粗が目立つ。欠点が目立つのだ。なぜなら、社長や上司は人間的に出来ているから、いまの地位にいるはずだ!という部下の思い込みがあるからだ。
社長や上司と言えども「聖人君主」ではないのだ。部下と同じように欠点もあれば、人間らしいミスもする。
しかし、だから仕方ないわけではない。きちんと間違いは認め、謝罪をして、自分の欠点にどう向き合っているかを部下たちは見ていることを忘れてはならない。
肩書というのは、その人が偉いから与えられているのではない。その人の能力が高いから与えられているわけでもない。「えっ!違うの?」と思われるだろう。
確かに、ふさわしい能力も当然必要だ。しかし、それ以上に肩書とはアドレスの様なものだ。その人個人を表すものであって、肩書が独り歩きしてはならない。私は「社長」としての能力を買われて社長になったのではない。勘違いをされては困る。だから、必死に勉強をしなければ、社長を続けることが出来なくなってしまうのだ。
会社側が決める役職はその職責に見合った能力が必要だし、人格も必要だと思っているが、基本的にその能力がある人を付けるのではなく、その能力を身につけてほしい人に役職を付けるのだ。だから、その役職に胡坐(アグラ)をかいた者は、結局その役職を維持できなくなってしまうのだ。
誰もが、自分の立場に合わせて、それぞれ勉強し続けなければならないということだ。だから、社長や上司を「聖人君主」などとは思わない方が良い。自分のことを顧みて、まずは自分の立ち位置に見合った人間になれているかを確認しよう。そして、次のステップに足をかける方法を模索した方が良い。
飲み会で上司の悪口を言っても、何も改善はされないし、吐いた毒を自ら浴びるだけですよ。もっと当事者意識を持って、自分を変える努力をしよう!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ