「相談」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,166回です。
自分で判断がつかない時に、他人に「相談」することがあるだろう。しかし、毎回スッキリ解決するとは限らない。なぜだか分かりますか?
もっと売上をあげたいから、マーケティングのコンサルタントに相談した。そして、良いアドバイスをもらって、なんとなく安心して帰ってきたが、一人になるとまた不安になる。そして、言われたことを実践してみるものの結局すぐに成果が出ずにやめてしまう。だから、また不安になる。これでは、誰に「相談」してもスッキリすることはないのだ。
恋愛の「相談」を友人にしたのに、自分の思っているのとは違う回答をした友人を「分からん奴だな」と切り捨てて、相談は早々に打ち切ってしまう人もいる。これではまともな「相談」とは言えない。自分を応援してくれる人を探しているに過ぎないのだ。
創業したいと思ってモヤモヤした気持ちを相談に行った先で、自分の将来の計画をけなされ、やる気がなくなる。そういう人もいる。そもそも、その人の場合「相談」する意味があったのかが疑問だ。素晴らしい計画だと言ってもらい、実際に脱サラをして創業した。しかし、3年経たずに倒産したら、一体どうするつもりなのだろうか?
他人に「相談」してもスッキリしないことがあるのはなぜだかお分かりでしょうか?要するに、自分の考える方向性がハッキリしていないからです。この状態では、誰に相談してもスッキリすることは永遠にあり得ません。
モヤモヤした状態で「相談」するのも悪くはない。だが、徐々で良いけれど具体的な「相談」に移行しなければ、いつまでもスッキリすることはないのだ。抽象度が高いほど「相談」内容はぼやけてしまうのだ。その場合、相手が誰でも回答もぼやけてしまう。多くの人の相談に乗り、弁護士などにも何度も相談をしている私だから思うことだ。
そして、「相談」をするうえで最も大事なことは、たとえコンサル料を支払ったとしても、結果の責任はすべて自分にあるということを理解したうえで「相談」することだ。
だって、自分の人生に責任を負えるのは、自分だけなのですから。相談相手が責任を取ってくれることは、あり得ないのです。
社長のお金持ちセミナー「シンジ塾」では様々なヒントを教えていますが、例題に沿って習うより、御社や個人の数字での「相談」では、もっと具体的な相談に乗ることが可能です。
経営におけるモヤモヤから、創業方法や法人化のタイミング、値決めの方法や会社と個人のお金の残し方、資産形成など経営から個人の事まで何でも相談を受け付ける「社長の会計」を教えていますが、そこの大原則を理解して「相談」に来てくださいね。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ